法人の噂・真相

軽自動車市場を牽引!スズキ株式会社の口コミや評判を徹底検証!

【本記事においてはアフィリエイトやその他の収益を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています】


スズキ株式会社の会社概要(歴史・沿革・直近の活動内容など)

スズキ株式会社は自動車・自動二輪メーカーです。スズキ自動車と聞くと、「軽自動車」のイメージを持つ人も多いと思います。

会社概要は1920年3月に前身となる鈴木式織機株式会社として発足、1949年5月に東証・大証上場、1954年6月に鈴木自動車工業株式会社に変更、1990年10月に現在の社名になりました。全従業員数は1万5138名(2017年時点)になります。

スズキの沿革をみると織機メーカーだったことがわかります。敗戦を機に機械技術を生かして事業内容を変更しました。1952年に2サイクル36cc、1954年に125cc2サイクルのバイクモーター車を販売、そして1955年10月には2サイクル360ccの軽自動車を日本で初めて世に送り出しました。

1974年にはインドネシアに進出、1982年にインドに進出しており、特にインド自動車市場の54%を占めるまでに成長しています。直近の活動内容としては、スズキ環境計画2020を策定しCO2削減などの環境対策や燃費向上を取り組んでいます。

 

スズキ株式会社の事業内容・強みは?

スズキは軽自動車に特化した集中的な戦略経営が強みです。他社が高級セダンなどの中型車、SUVやスポーツカーまでラインナップする中で、軽自動車に特化することで差別化を計ると共に、セダン風やSUV、スポーツライクな味付けにより、魅力ある軽自動車市場を牽引しています。2006年に軽自動車販売数1位の座を奪われるまでの34年もの間、国内販売でトップを維持してました。また日産ブランドのOEMを担うため、これらも合わせると現在でもトップクラスといえるでしょう。

この他にも、いち早く進出したインド市場で54%もの圧倒的な市場シェア率を誇り、海外売上も高いです。インド人口は中国とほぼ同じですが、自動車所有率は約10分の1であることや2021年には500万台市場になると指摘される急成長市場であることもスズキの強みとなっています。

 

スズキ株式会社の口コミ・評判を検証(採用系)

スズキの採用系の評判や口コミを「カイシャの評判」サイトを通じて調査しましたので紹介します。

気になる給与面は「浜松近辺を拠点とする企業と比較すると高い」や「賞与が高い」といった声に加えて「高卒でも夜勤すれば十分な収入になる」、営業職の場合は大卒入社3年で「インセンティブやセールスカー手当などを含めると50万円」になるという声もありました。しかし「同業他社に比較すると基本給が安い」や「海外出張手当が同業他社に比較すると約30%しかない」、「やっている人とそうでない人の差が小さい」といった声も聞かれます。

福利厚生では「家賃手当位や新車購入補助、営業手当、赴任手当などがある程度支給される、新車手当は家族にも適応されるためお得」といった声の一方で、「住宅手当はディーラーや趣向社員のみなのでほとんどない」という口コミも見つかりました。また「交通費手当は実費の3分の2、ウェルボックスカードが送られてくる」や営業向けの「セールスカー手当がつく」といいます。この他には、保養所を家族で使える、社宅がないが独身寮が利用できる環境です。

労働時間や休日休暇、有給休暇に関係した情報も見つかりました。ポジティブなものでは「有給休暇も月1日で取れるようになってきた、設計やライン工なら休みは取れる、代理店出向者は年間休日104日ほど」でした。またネガティブなものでは部署によるものの残業が60時間~70時間あり、土日や長期連休前でも休みを取るのは難しいことがある、休日に会社のソフトボール大会が当てられている」や「有給休暇は取りにくく、取得できているのは全体の約5%」、またメーカー勤務の場合は取得を進められるが、出向社員は難しい」といった声も見つかりました。

キャリアにおいては「スズキ塾でキャリアに応じた研修を利用できる、新人研修は全寮制で3ヶ月以上みっちりする、年齢や係長研修などもある、申請すれば通信教育費を安く利用できる」といった声や「中途採用研修もある」その一方で「研修に参加できるのは大卒のエリートだけ」という声もありました。

これらを総合すると給与水準は一般的な中堅企業よりも高く、賞与重視の給与体系をしている事がわかります。また部署や出向社員向けの手当も用意されています。

労働時間に関しては、特に営業の残業や土日出勤が多くなっていて、休日に会社行事が当てられることもあるようです。新人や中途採用向けの研修会、大卒向けのスズキ塾、通信教育申請制度があるため、安く利用できることも特徴です。

 

スズキ株式会社の口コミ・評判を検証(商品・サービス系)

スズキは、軽自動車で長い歴史を持っていますが、エンドユーザーはどう感じているのでしょうか。ブログやSNSなどをチェックしてみましょう。

最初に紹介するのが、車中泊の達人ブログです。様々な車を使って車中泊する様子を紹介していますが、ここではスズキクロスビーに注目しています。ブログでは「外観やミニクーパーなデザイン、スズキハスラーよりもサイズが大きく、車中泊しやすい車」と好印象だったようです。また左利きの雑記では、クロスビーの試乗体験の様子をアップしています。ハスラーとクロスビーが横並びした比較画像を掲載したブログでは「十分なパワーが有り、登り坂もぐんぐん走る、ターボ感がないのが残念だけどマイルドな走りをする」と評価しています。また同ブログでは「個人的に一番いいスズキ車はソリオ」としており、ファミリーカーとして十分利用できると太鼓判を押しました。

高い人気を誇るスポーツモデルのスズキスイフトの試乗記ブログも見つかりました。プラス1000rpmの物語。と題したブログでは、スイフトスポーツのエクステリアやアンダーカバー付属、インテリア、収納各部、ホイールなどを画像つきで紹介しており、手頃な価格で乗れる軽自動車の魅力が伝わってきます。

口コミサイトでもスズキ車は注目されています。例えば、オートックワンでは、スイフトオーナーの生の声を集めています。気になるオーナー評価ですが「スイフトに乗ってドライビングの楽しみがわかった」や「コンパクトカーに求められる実用性と経済性も高いレベルで実現している」、「コンパクトカーのMTだから買った」「コーナリングにおけるロールの少なさと安定性がとても良く、車酔いする子供でも問題なかった」、「特に4000回転からの走りのフィーリングが良い」といった声がありました。

またスズキの原点である自動二輪を扱ったブログも見つかりました。バイクタレントのときひろみさんのブログでは、スズキGSX-Rオーナーズに参加した記事もあります。GSX-Rのオーナーたちのマシンを並べた画像や刻印入りのプレート、イエローカラーの愛車にまたがる画像などをアップしており、風を切って気持ちよいツーリングを楽しんだ姿が想像できます。

スズキの商品やサービスにまつわるブログやサイトはたくさんありますが、やはり軽自動車とバイクの人気が高いようです。実用性と経済性を兼ね合わせた軽自動車に加えて、クールなスーパースポーツバイクまで、高い人気を集めています。

 

口コミ評判検証まとめ

スズキに関する口コミや評判を紹介してきました。軽自動車に強みをもつスズキは日本を代表する自動車メーカーとして存在感を示しています。特に高い潜在力があり急成長市場であるインドにおいて50%を超える市場シェアを獲得するなど、世界トップクラスのトヨタでも歯が立たないポテンシャルを持ちます。

スズキの採用系においては、給与水準は同業他社に比較すると低いもの賞与は高い、浜松近辺の会社としては高くなっており、地元出身者にとって魅力ある就職先といえるでしょう。またライン工や技術職は休みを取りやすいですが、その反面営業職などは残業や土日出勤が多く、部署間でもかなり違ってくるようです。

福利厚生では営業職を中心にセールスカー手当や契約数に応じたインセンティブや住宅手当があるため、充実していると言えるでしょう。

新人研修は3ヶ月ほどある他、中途採用に対する研修制度もあり、大卒に限定されるもののスズキ塾にも参加できます。また通信教育費用負担制度もあるため、資格取得できる環境が整っています。

スズキの商品やサービスは、手頃なことや実用性が高いため人気です。主力である軽自動車はクロスビーやスイフトなどを中心に幅広い年齢層の支持を集めており、スーパースポーツバイクでは、女性オーナーも増えているなど将来性も期待できます。