日本デイケアセンターという会社をご存知ですか?
主に子育てや介護の分野で事業を展開している会社です。
保育士の求人情報を探している人であれば、社名を目にしたことがある人は少なくないでしょう。
しかし、どのような会社なのか具体的に理解している方は少ないと思います。
保育士の求人を探している人であれば、日本デイケアセンターで働くメリットや評判を確認しておくことも大事です。
また、全国で系列の保育園を運営(約150施設!)しているので、その保育園の特徴も確認していきましょう。
今回は保育士を目指す方に向けて、日本デイケアセンターの概要や採用情報、口コミをご紹介します。
目次
日本デイケアセンターとはどんな会社?
日本デイケアセンターは1991年4月に設立され、東京都千代田区に本社オフィスを構えています。
現在は東京以外に札幌、仙台、大宮、千葉など13か所に営業所を持ち、子育てや介護の総合的なサービスを全国に提供可能です。
主に病院内や事業所内での保育所の開設から運営までトータルでサポートしています。
また、それ以外にも企業向けにイベントや行事で活用できる臨時を運営したり、行政向けに保育所や児童所・児童クラブの運営を行ったりしています。
令和になり、これまでの運営実績を評価され、公募があった「財務省本庁舎内における事業所内保育所の設置・運営業務」の運営委託事業者に選定されております!(財務省公募結果)
また、個人向けにもサービスを展開しており、ベビーシッターや家事代行、訪問介護などのサービスを通じて子どもからお年寄りの生活に寄り添ったサポートをしております。
本社 | 〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-2-3 NSビル4F |
営業拠点一覧 | 札幌、仙台、大宮、千葉、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、岡山、松山、福岡の13箇所 |
事業内容 | 病院内保育ルーム事業、行政サポート事業、人材派遣事業、法人サービス事業、教育事業、トータルケアサービス事業 |
設立 | 1991年4月12日 |
代表取締役社長 | 斉藤 加代子 |
加盟団体 | 公益社団法人全国保育サービス協会 |
保育士が必要とされている現状と将来性
人材の人手不足により、今まで労働人口に該当しなかった主婦や高齢者といった働き手が求められる時代となりました。
子どもの面倒を見られる主婦や高齢者の働きが増えるということは、子どもを預かってくれるサービスや施設の需要が高まるということです。
しかし、現状は保育士の数が圧倒的に不足しているため、就労できないと悩む方は少なくありません。
特に都心部に保育士不足がみられ、東京、千葉、埼玉、神奈川の待機児童数は2018年4月の時点で次のようになっています。
都道府県 | 待機児童数(人) |
東京都 | 5,358 |
千葉県 | 1,289 |
埼玉県 | 1,037 |
神奈川県 | 663 |
上記の統計はあくまでも1都3県の数値ですが、この時点で15,000人以上の待機児童がいたことが分かります。
この問題を解消するために、保育園の定員増員や親切、延長保育園の拡充要請などが行われています。
現在、サラリーマンの平均年収は年々下がっており、家庭を支えるために共働きが一般的になりました。
そのため子育てサービスは重要なものとなっており、保育士の仕事は今後も高いニーズを維持すると予想されています。
最近はAIの登場で将来的に人間は多くの仕事を奪われると言われていますが、保育士はAIでは代替えできない仕事が多いです。
つまり、これからも必要とされる将来性のある仕事と言えます。
日本デイケアセンターの保育士採用情報
現在、保育士は必要とされている職業と言われています。
日本デイケアセンターでは保育士の採用を求めていますが、働くメリットは何があるのでしょう?
保育士の需要や将来性、さらに日本デイケアセンターで働くメリットについて考察してみました。
正社員の採用情報
まずは正社員の採用情報から見ていきましょう。
参考URL:リクナビ(2020年採用情報)
職種 | 専門職 |
勤務地 | 東京都内(正社員)/東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県〈契約社員〉 |
対象者 | 保育士資格を有する者 |
勤務時間 | 年間総労働2080時間 ※1年単位の変形労働制 |
給与 | 月給201,900円 ※大学・大学院・短大・専門卒 |
待遇 | 諸手当(職務手当etc)30,500円が月給に含まれる他、20時間以上の時間外労働に対し残業代が追加支給される |
教育制度 | 新人研修、保育士資格取得研修、グループ主催セミナー、海外研修etc |
特筆事項 | 認可・認証・小規模・企業型保育園を対象に行政からの補助金制度がある |
パート・アルバイトの採用情報
次にパート・アルバイトの採用情報をご紹介します。
参考URL:久が原らるスマート保育所(保育士バンク!)
対象施設名 | 久が原らるスマート保育所 |
住所 | 東京都大田区久が原1-24-3 ※東急池上線「千鳥町駅」から徒歩5分 |
募集職種 | 看護師 ※看護師資格所有が条件(学歴・経験不問) |
時給 | 1,200円~ |
勤務時間 | 13:00~15:00 ※1日4時間~ |
休日休暇 | 勤務シフトによって決定 |
福利厚生 | 休憩時間、有給休暇は法定通りに付与 育児休暇取得実績有り 労働条件により該当する保険に加入 |
日本デイケアセンターで働くメリット
保育士の離職率が高い理由は、重労働でありながら低賃金であることでしょう。
その問題を解消するために政府は補助金の支給など、待遇の改善に努めはじめています。
しかし、それでも保育士という仕事に不安を抱える方は少なくないでしょう。
では、日本デイケアセンターで働くメリットは何があるのでしょうか?日本デイケアセンターの福利厚生や待遇から保育士として働くメリットを明らかにしてみました。
産前産後・育児休暇制度
子育てサービスを展開している事業だけあり、産前産後と育児休暇もしっかり整備されております。
そのため社員は子どもを産んだ際は、わが子の子育てに専念してから復帰することが可能です。
社宅寮の完備
入居には条件があるようですが、社宅寮が用意されています。
上京や地方の保育所で働く人のとっては住む場所を探す手間を省ける好都合の待遇と言えるでしょう。
定期健康診断
保育士は負担が多い仕事なので、定期的な健康診断で体の状態を把握する必要があります。
日本デイケアセンターでは定期健康診断があり、常に体の健康状態を把握できるようです。
フィットネス施設
本社8階には社員が使用できるフィットネス施設が設置されています。
運動不足と悩んでいる方や、ストレスを発散したい方はすぐ利用できるので便利ですね。
研修制度が充実
新人研修や海外研修、グループ主催のセミナーなど、研修制度が充実しているので未経験者も安心して働けます。
保育補助に対しては保育士試験合格を目指せる対策研修もあるので、補助から保育士になることも可能でしょう。
日本デイケアセンターの口コミ&評判
保育士として日本デイケアセンターで働きたい人は、働いている人の意見を参考にしてみましょう。
この項目では日本デイケアセンターで働く従業員の口コミをいくつかご紹介します。
保育園によくあるサービス残業にならず、仕事をしたぶんだけ給与として支払われる。上限があるがしっかり通勤手当がある。
残業未払いの問題は保育園でもよくありますが、日本デイケアセンターはしっかり出してくれるので残業になった時も安心です。
年に一度マネージャーが面談に来てくれるので、機会が設けられていることで相談はしやすくなっている。
保育士は人を相手にする仕事なので何かとトラブルが起きます。
職場環境に不満や悩みはないかマネージャーに相談しやすい体制なので、不満を解消して働くことができるでしょう。
1年目から多くのことに携われますので間違いなく成長していけます。特に児童と接するというのは、毎日違うことが何かしら起こるので、その場その場での対応力というのも身につきます。
保育園は日々成長している子どもと接する場なので、保育士もたくさんの経験を通じて成長を実感できるでしょう。
海外研修なども充実しているので、積極的に参加することでより成長を実感できるかもしれません。
らる保育園の最新情報を紹介
日本デイケアセンターは東京都で「らる保育園」をいくつか運営しています。
保育園の情報サイトである「保育園まるごとランキング」によれば、世田谷区にある砧南らる保育園は保護者から評判の良い保育園1位を獲得しています。
また、このランキングは157園の中から選ばれているので、かなり保護者からも信頼されているサービスを提供していることが伝わるでしょう。
働く保育士の質も高いのではないでしょうか?
更に同保育園は東京都全体(2141園)の中でも、6位と上位にランクインしています。
これからも質の高い保育園の新設と運営に期待できそうですね。
まとめ
今回は日本デイケアセンターについてご紹介しましたが、質の高いサービスの提供と保育士を輩出していることが分かりました。
全国に事業所があるので本社のある東京に限らず、地方でも保育士として働くことができるでしょう。
保育士不足や待機児童の増加は社会問題となっており、日本デイケアセンターはその問題解決に必要とされる将来性のある会社です。
運営する「らる保育園」は保護者からも高い信頼を得ているので、保育士の育成体制は万全だと考えられます。
口コミもいくつか抜粋しましたが、保育士にとっても働きやすい環境や待遇が用意されているのではないでしょうか?
また、資格がなくても保育補助として子育て事業に関わることが可能です。
研修では資格取得に向けた内容も実施しているので、保育補助から保育士にステップアップすることもできます。
このような制度が整っていると、子育ての仕事に興味を持つ方を増やすきっかけになる気がします。
保育士は今後も求められる仕事なので、働きたいという方は日本デイケアセンターの求人情報をチェックしてみてはいかがでしょうか?