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100億円規模の太陽光ファンドの募集を目指すアールエスアセットマネジメントとSBIグループの太陽光発電ファンド

【本記事においてはアフィリエイトやその他の収益を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています】


太陽光発電は自家発電で利用するだけではなく、投資価値も注目されている設備です。

太陽光発電ファンドに参入する企業は増えており、その一つがアールエスアセットマネジメントです。

アールエスアセットマネジメントは茨城をはじめ、全国各地で太陽光発電の設置実績があり、再生可能エネルギーファンドのアセットマネジメントを行ってきました。

そして、100億円規模のファンド募集を目指し、事業を取り組んでいます。

また、大手SBIグループも同様の規模でのファンド募集を目指し、太陽光発電ファンドの運用に携わっています。

今回は2社の太陽光発電ファンドやアールエスアセットマネジメントの概要、100億円規模のファンドとはどれだけの規模に該当するのかご紹介しましょう。大手SBIグループとアールエスアセットマネジメントが太陽光発電ファンドの運用を開始太陽光発電ファンドとは出資者を公募して太陽光発電投資を行う事業です。

そもそもファンドは投資家から資金を集め、それを事業や投資に活用し、そこから得た利益を出資者に分配するものです。

なので、太陽光発電ファンドは太陽光発電を活用して資産運用してくれる投資信託のことを指します。

一人が巨額な資金を投資して運用するのではなく、多くの人が少額ずつ出資でき、また設備の稼働やメンテナンス、資産運用の作業は全てプロに委託できる点がメリットです。

太陽光発電投資を実現するためには設置するための用地の取得が必要ですが、なくても参入できます。

 

太陽光発電ファンドを行っている会社の1つがSBIグループとアールエスアセットマネジメントです。

どちらの会社も資産運用と同時に、再生可能エネルギーの普及や拡大、地球環境の保全に貢献しています。

2社の太陽光発電ファンドについてご紹介しましょう。

 

SBIグループ

SBIソーシャルレンディング」というサービスにて、太陽光発電ファンドを募集しています。

提供しているファンドは太陽光発電事業者に向けたもので、貸付事業にて運用されています。

貸付型ファンドとは、資産運用をしたい投資家と資金を求める企業マッチングし、得た資金で太陽光発電を運用し、利益を分配するサービスです。

20167月に第1号の募集が始まり、今まで貸し倒れや遅延することなく、201812月時点までに21号のファンドを募集しています。

現時点で貸付総額は14519000万円となっています。

また、2014年には「SBIマネープラザ」にて太陽光発電ファンドを実施し、2014年度は総額30億円、2015年には総額100億円の出資集めに成功した実績を持ちます。

 

・アールエスアセットマネジメント

アールエスアセットマネジメントは太陽光発電の用地候補の選定から設置工事、運用・メンテナンスまでトータルで行っています。

投資家の出資リターンを最大化を目的と同時に、安全かつ安定した電力供給を目指して投資ストラクチャーを構築します。

資産運用状況や設備のメンテナンス状況はレポートにより常時確認でき、問題なく運用されているかチェック可能です。

また、太陽光発電設備は保有できないものの、太陽光発電投資に興味を持つ人に向けてTK出資によるファンドも提供しています。

太陽光発電設備を保有するSPCに複数の人が匿名で出資し、運用利益を得られるファンドです。

TK出資はSPCが倒産しても、出資した金額以上のリスクを背負わない特徴を持ちます。アールエスアセットマネジメントを知らない人のためにSBIグループは証券やネット銀行などの金融サービス事業を展開しており、非常に知名度の高い企業です。

一方、アールエスアセットマネジメントに関しては知らない方も多いでしょう。

一体どんな会社なのか、アールエスアセットマネジメントの企業概要をご紹介します。

 

 

■企業概要

 

アールエスアセットマネジメントは20133月に設立され、本社は東京都の赤坂にあります。

主要取引先にはSBI証券や大和ハウス、東芝、日立システムズなど一流企業が下られており、十分な実力を持つと言えるでしょう。

 

20113月に東日本大震災があり、それ以降、電力供給に関する考え方は安さ以上に質が求められています。

アールエスアセットマネジメントは日本インフラに改革を与えようと、太陽光を明人に再生可能エネルギーの普及に貢献しています。

そのため、企業概念には「安全かつ安定した電力供給への貢献」を掲げています。

資産運用を求める人の利益も考えつつも、安全で安定した電力供給を実現しようと努力を重ねているのです。

 

 

■アールエスアセットマネジメント

 

アールエスアセットマネジメントでは主に2つの事業を手掛けています。

1つは太陽光発電の投資ストラクチャーを構築するアレジメント事業です。

この事業では若い世代のアセットマネージャーが大活躍しています。

2つ目が太陽光発電設備を持つPSCに対するTK出資を行うインベストメント事業です。

 

太陽光発電がメインですが、バイオマス発電や風力発電など他の再生可能エネルギーも事業分野となっています。 

■大きなファンドのメリット

 ファンドは規模が大きいほどメリットが多いとされています。

ファンドの規模が指すのは純資産総額です。

規模が小さい場合、純資産総額も少なくなるので十分な分散投資ができません。

なので、分散投資を行うには大きなファンドが望ましいわけです。

また、規模が大きいファンドは経費率が抑えられ、積極的な情報公開が行われています。

大きい分、運用体制も充実していると考えられます。

 

 

■ファンド規模の比較

 アールエスアセットマネジメントの案件情報を探してみましたが、詳しい情報は見つかりませんでした。

一方、SBIソーシャルレンディングでは出資額などの募集情報が掲載されています。

 

SBIグループ

1号案件の場合、出資募集金額は15億円となっていました。

出資単価は1口あたり最低5万円以上で、5万単位での出資となります。

これを見ただけでも、SBIグループは大規模なファンドを実施していることが分かります。

ただ、BIGグループは3本の案件で100億円に突破しているので、1本の案件で100億円規模は現実的ではないと言えます。

実際、19号は募集金額が不足し、21号として追加募集されていました。

 

・クラウドバンク

同じく再生可能エネルギー投資のソーシャルレンディングのクラウドバンクの案件を見てみます。

185号の案件では募集額は2,900円となっており、出資単価は一口あたり1万円です。

SBIグループの案件と比較しても、かなり規模が小さいと分かります。

 

アールエスアセットマネジメントも大規模の設備設置を行っているので、ファンドの規模も大きいものと想像できます。

2019年以降も太陽光発電設備の設置案件が多数あるので、順調に案件数を増やせば100億円規模のファンドも実現されるでしょう。

また、大きな規模のファンドを行うということは、多くの人が太陽光発電に投資できる機会が与えられます。

それは太陽光発電の普及に貢献する意義もあると言えます。

これからもアールエスアセットマネジメントは太陽光発電ファンドを通じて、日本のインフラを支えていくことでしょう。