企業の概要

ベンチャー企業の支援/ベンチャーコントロール社を徹底調査してみた

【本記事においてはアフィリエイトやその他の収益を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています】


皆さんは、「ベンチャーコントロール」という会社をご存知でしょうか?

ベンチャーコントロール社は、ベンチャー企業の支援を行う会社です。ベンチャー企業の支援とは、具体的にどのような内容なのか気になる方も多いでしょう。

今回の記事では、ベンチャーコントロール社について徹底調査していきます。

こんな人におすすめ

  • ベンチャーコントロールがどんな会社なのか知りたい
  • ベンチャーコントロール社を利用してみたい
  • ベンチャーコントロール社で働きたい人

ベンチャーコントロール社の会社概要


はじめに、ベンチャーコントロールがどんな会社なのかご紹介していきます。

ベンチャーコントロール(Venture Control Inc)は、1996年4月22日に設立した会社です。

本社所在地は「東京都新宿区西新宿1-5-11新宿三葉ビル」で、東京都の事業所は新宿・五反田・御茶ノ水の3ヶ所と、埼玉県の大宮に1ヶ所あります。

代表取締役は、田中美孝氏です。ベンチャーコントロール社では主に、ベンチャーインキュベーション事業や、起業ビジネススクール、採用コンサルティングなどの事業を手掛けています。

事業部は、管理本部、アクア事業部、スクール事業部、メディアディレクション事業部などがあります。

企業理念

ベンチャーコントロール社は企業理念として、「我々は常にモチベーションを高め、ベンチャースピリットを失わず、共にビジネスへ果敢に挑戦し続け、必ず勝ち抜く。我々は理念を貫く為に、常にチャレンジ精神を持って職務にあたる。」と掲げています。

ベンチャースピリットとは、自分自身の行動で革新を行い、新たな事業創出に挑戦しながら世の中の発展に貢献しようとする姿勢です。これらの企業理念をもとに、志を持った人々の支援を行っています。

目的

ベンチャーコントロール社の活動目的には、「起業家が創出されにくい土壌や、日本的経済構造の変革を推進していくこと」、「構造変革を推進していくために、グループが持っている力を集結して目的を達成すること」と書かれています。

会社沿革

ベンチャーコントロール社は、1996年4月に設立しました。1999年10月にインキュベーション事業としてムーブキャスト事業部を開設、2000年10月にはJVA戦略によって株式会社ネオキャリアを設立しています。

その後、ムーブキャスト事業部はJVA戦略で㈱ムーブキャストとして生まれ変わります。

2001年9月にJVA戦略で株式会社フォーバル・ベンチャーコントロール府中(現株式会社アロワーズ)を設立、2001年11月にM&A戦略で㈱トップボーイ株式のTOBを実施しました。

2002年7月に株式会社ムーブキャストをグローバルメディアオンライン株式会社(現GMOインターネット株式会社)に売却し、2002年8月~2008年5月までの間にインキュベーション事業として様々な事業を開設しています。

2008年9月にはFCI事業本部を株式会社ドリームシェアとして独立、2009年3月に採用ソリューション事業部を株式会社サーフ・アソシエイツとして独立させました。

 

ベンチャーコントロール社の事業内容


次に、ベンチャーコントロール社の事業内容についてご紹介していきます。

企業再生・支援事業

企業再生・支援事業では、事業家の育成や、新しい事業の創出を相乗効果「JVI」で進めています。JVI事業とは、「日本の風土に合ったベンチャー支援」です。

ベンチャーコントロール社のインキュベーションに関するノウハウは、「ジョイントベンチャーインキュベーションJVI -Joint Venture Incubation-」という事業形態で結果を得ています。

JVAによる新規事業の創出とM&Aによる事業基盤の拡大で、相乗効果を持ちながらJVI事業は成長しています。JVA戦略とは、起業家としての能力を持った人材と、新しい事業を始めたいという事業法人でアライアンスを結ぶことです。

起業家に相応しい人材確保の解消や、成長スピードの加速化、ノウハウの蓄積などのメリットがあります。M&A戦略は、買収とビジネス開発の視点を持ち、これまでの事業活動の中で作られた情報ネットワークを活かしながら見極めを行っていくことです。

ベンチャーコントロール社では、両者の事業とのシナジー効果を考慮して行われています。

インキュベーション事業

インキュベーション事業のサポート体制は以下の通りです。

  • ビジネスモデルの策定・精査
  • 資金支援
  • 業務提携先の紹介
  • 間接部門のアウトソーシング
  • 案件精査
  • 教育

ビジネスモデルの策定・精査の部門では、「プレゼンテーションによる事業モデルの発表」を行っています。

新規事業立ち上げの権利を得た人は、ビジネスモデルをビジネスコンテスト「birth」もしくは社内の役員会でプレゼンテーションをします。

ビジネスモデルを事業化するためには、経験者のアドバイスが必要です。ここでは、経験者による経営ノウハウや、プレゼンテーションの方法まで指導が行われています。

プロフィットセクション

ベンチャーコントロール社のプロフィットセクションは、「アクア事業部」、「すごい起業塾」、「メディアディレクション事業部」です。

2007年10月に設立したアクア事業部は、淡水魚や海水魚、各種ペット関連商品の小売事業を手掛けています。主に、大型専門ショップ「ティアラ」で、長年の飼育経験を活かした淡水魚、熱帯魚、金魚、水槽飼育用品の提供を行っています。

2008年3月に設立したすごい起業塾の事業内容は、起業家育成スクールの運営や、ビジネスコンテスト「birth」の運営です。メディアディレクション事業部では、WEBマーケティング事業や、WEBディレクション事業、WEBソリューション事業を手掛けています。

 

ベンチャーコントロール社の採用情報


最後に、ベンチャーコントロール社の採用情報や、社員育成についてご紹介していきます。

2022年6月現在で、ベンチャーコントロール社の採用情報は掲載されていませんでした。しかし、社員育成についての記載はありました。

ベンチャーコントロール社では、社内教育体制(起業家育成システム)として、「ER」と「CCP」を採用しています。

ERとは

ERは、リーダーとしての知識や見識、スキル、人格を育むための教育機関です。ベンチャーコントロール社では、ビジネススキルの向上や、起業家となる人材の育成のためにERを設置しています。

ERは、参加条件にクリアした人のみが業務時間外に学べるものです。参加希望の場合は各自で時間を捻出する必要があり、参加するタイミングは選択可能、上長との面談結果で参加・不参加が決まります。

ERに参加することで、自分の意見を客観視し、起業の準備ができているか確認することが可能です。

CCPとは

CCPは、社員へのフォロー体制です。経営者になることは決して簡単ではないため、目標に向かっている最中に道を見失ってしまうことがあります。

そんな時の対策として作られたのが、CCP (Career Counseling Program)というプログラムです。目標に向かう最中で出てきた悩み事について、解決の道を示したり、メンタル面を中心にフォローを行ったりします。

社員それぞれの現状を上長が知っておくことで、部署内の人間関係の円滑化や、安心して働いていける職場環境を整える目的もあります。

 

まとめ


ここまで、ベンチャーコントロール社の会社概要や、事業内容、採用情報についてご紹介してきました。

ベンチャーコントロール社は、1996年4月22日に設立した会社です。主に、ベンチャーインキュベーション事業や、起業ビジネススクール、採用コンサルティングなどの事業を手掛けています。

2022年6月現在での採用情報は掲載されていませんでしたが、社員育成に関する記載はありました。ベンチャーコントロール社では、企業再生・支援事業、様々なインキュベーション事業を手掛けていることが分かります。

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  • ベンチャーコントロールでは、企業再生・支援事業とインキュベーション事業を手掛け、様々な企業の立ち上げに携わっている。
  • ベンチャーコントロール社では社員の知識や見識、スキル、人格を育むためのプログラムに力を入れている