人物の噂・真相

【徹底調査】熊谷亮(マエストロの株式ボナセーラ代表)に関するネット上のウワサ・評判は本当なのか?

【本記事においてはアフィリエイトやその他の収益を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています】


今回は株式投資のアナリストで、投資顧問「マエストロの株式ボナセーラ」の代表を務める熊谷亮氏についてご紹介します。

熊谷亮氏はアナリストとして今まで数々の株式投資の予想を的中させてきましたが、実績偽装などの噂が流れています。株式投資を成功させたいためにマエストロの株式ボナセーラを利用したいと思っている方にとって、悪い噂は不安要素と言えるでしょう。しかし、囁かれている噂は本当に事実なのでしょうか?

真実を明らかにするために、熊谷亮氏とマエストロの株式ボナセーラの噂や口コミの事実を調査しました。熊谷亮氏とマエストロの株式ボナセーラの本当の評判を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

熊谷亮とマエストロの株式ボナセーラについて

まずは熊谷亮氏がどんな人物であり、またマエストロの株式ボナセーラがどのような投資顧問なのか特徴をご紹介しましょう。

熊谷亮氏について

熊谷亮氏は1992年から株式投資を始めている投資家であり、マエストロの株式ボナセーラを運営する株式会社クマガイサポートの代表取締役を務める人物です。

独学によりテクニカル理論を身に付け、自身が得意とする短期売買の手法を会得しています。自分の分析力を他者の役に立てたいという思いにより、投資顧問業を手掛ける会社を起業しました。投資顧問業では短期間で上昇が見込める銘柄を提案しており、「短期暴騰銘柄提案のスペシャリスト」という肩書きを得ています。

熊谷亮氏が株式投資で大切だと主張する考えは、“あせらない”“欲をかかない”“堅実に”の3つです。情勢や景気に左右される株式投資は、冷静な判断ができないと大きなリスクを抱えることとなります。リスクを最小限に抑えるためにも焦りと欲は抑えて、堅実に取り組んでいくことが大事だと考えているのです。

多くの人が安心して株式投資を行えるように提案銘柄は1日1銘柄とシンプルにしており、堅実な運用を実現するためのサポートを行っています。

マエストロの株式ボナセーラについて

マエストロの株式ボナセーラは、一般会員もしくは特別会員になることでサービスを受けることができます。1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年の会員コースが設けられており、任意のコースを選び会費を支払うことでサービスを利用できるようになります。会員の種類によって受けれるサービスに少し違いがあるので、双方の特徴を見てみましょう。

一般会員

一般会員では、短期間で上昇が見込める銘柄を1日1銘柄に厳選して提供してくれるサービスを受けられます。各企業の業績発表や株式分割、M&Aニュースなど投資に影響を与えるニュースをピックアップして紹介しており、情報収集に役立てることが可能です。他にも好材料や新しい動きがみられた銘柄や人気銘柄の動向など随時紹介するブログの閲覧、提案した過去の注目銘柄に対するフォローも用意しています。

特別会員

特別会員は一般会員のサービスに加えて、よりプレミアムなサービスが受けられる会員制度です。出来高が少なく一般会員では紹介できない銘柄の中で、短期間で上昇すると期待できる銘柄提案を受けられます。また、1ヶ月~2ヶ月の中期運用を目的に、比較的にリスクが軽く投資効率の良い厳選された銘柄の提案もあります。

さらに、地合に相場環境、材料などの特別要因から将来値動きが見込める銘柄の提案を受けることも可能です。ジャスダック、マザーズ市場などの上場している銘柄の提案があるので、より幅広く株式投資をしたいと思う方に向いています。

【調査1】実績を偽装している?熊谷亮に関する検証サイトの情報は本当なのか?

熊谷亮氏とマエストロの株式ボナセーラの評判を調べてみると、色々な噂や評判が見つかりました。まずは熊谷亮氏が自分の実績を偽装しているのか、その事実から確認していきたいと思います。

熊谷亮氏の勝率に対する口コミ・評判

まずは熊谷亮氏やマエストロの株式ボナセーラに対する口コミからご紹介します。

以前 私もマエストロなるサイトに登録して運用していましたが、全く駄目でした! 幾つか銘柄を送信してくるので、そのころは信じて売買したのですが、その殆どが勝てなかったです。で、通算するとかなりの損益を計上しました。給料が数年分吹っ飛んで行ってしまいましたよ!あれなら下手なりに自分で売買してた方が、結局は負けたにしても納得できただろうし。アフターフォローも悪かったですね。相性が悪かったと言えばそうかもしれませんが、とにかくこんなとこからの情報での売買は絶対に止めた方が良いです!

勝率:42%(18勝24敗)相変わらず全然当たってねーじゃん^^w

検証サイトに書き込まれていた口コミでは、熊谷亮氏やマエストロの株式ボナセーラに対して悪い評判が見つかりました。

口コミでは勝率が4割と低く、負けた方が多いと不満を打ち明けていることが分かります。
確かに、提案を信じて投資をしているので、投資家にとって信じられない情報を与えられることは避けたいものです。検証サイトでは熊谷亮氏の今までの株式予想実績についても触れられており、実績の偽装疑惑も持たれています。

負け続きの勝率について

代表取締役及び助言者を務める「熊谷 亮」氏は、「Yahoo!ファイナンス 投資の達人」で「2年連続MVP」「2014年勝率&連勝1位」を達成した実力ある人物ですが、それは既に過去の栄光でした。

現在、熊谷氏が「Yahoo!ファイナンス 投資の達人」に提供する株価予想の直近3ヶ月の実績は「75勝214敗(勝率25%)」と、10回中8回は予想を外す見事なまでの負け確率を記録しています。

上記は検証サイトに記載されている実績に関する記述です。

かつてはYahoo!ファイナンスで2年連続MVPや勝率&連勝でトップを達成しており、多くの人は実力者と見ています。しかし、検証サイトの記述から実績は過去のものと勘違いしてしまう方は少なくないでしょう。ただ、あくまでもこの勝率も過去の内容であることを理解しておく必要があります。

そもそも、75勝214敗で勝率25%という記録は、検証サイトによると2016年2月時点の記録です。Yahoo!ファイナンスに表示されている勝率とは、前日から3ヶ月間の実績しか表示されていません。

そのため、記載された勝率は2015年12月から2016年2月の間に限った実績であると言えます。勝率自体、日々変化しているものなので毎日勝率を記録しているとは限らず、そもそも記載されている勝率や実績自体が正しいものか完璧な判断はしかねません。

実績の真偽を検証

ここから熊谷亮氏の実際の勝率を検証してみたいと思います。2014年6月から5年分の記録を見てみると、勝率は26~100%と大きく変動していました。そして、過去5年の実際の勝率は次のようになっています。

過去5年間の勝率
  • 30%以下は2日分(約2ヶ月)
  • 70%以下は17日分(約1年6ヶ月)
  • 50%以下は35日分(約3年3ヶ月)

どうやら勝率30%を下回った時期は2016年2月2日と3月4日だけのようで、過去5年間だと3.8%の期間でしかありません。

その一方で、70%以下の期間は32.7%、50%以下は67.3%の割合を占めており、勝率30%以下の期間がかなり少ないことが分かるでしょう。検証サイトでは過去一定期間の勝率の記録に対して、毎度の勝率は25%であると読み取れてしまう書き方をしていました。

ところが、実際の勝率を見てみれば検証サイトの記載は正しいものとは判断しにくく、熊谷亮氏およびマエストロの株式ボナセーラを侵害する情報と言えます。

なお、直近の熊谷亮氏の勝率は次のようになっています。

直近の勝率
  • 5月7日時点で10勝4敗(勝率71%)
  • 6月19日時点で9勝14敗(勝率39%)

このように期間に応じて勝率は大きく変動していることが分かり、勝率25%は過去の記録でしかありません。

株価は常に変動しており、時には専門家も予想できない動きが出てしまうことがあります。変動の要因は様々あるので、どんなに投資について熟知していても百発百中というのは現実的に不可能と言えるでしょう。

熊谷亮氏も予想が外れることはありますが、勝率70%と勝ちが多い結果を残していることは事実です。したがって、熊谷亮氏の実績が偽装という事実はデタラメであると判断できます。

【調査2】過去の実績ばかりを誇張宣伝している?マエストロの株式ボナセーラの噂は本当なのか?

続いての調査は、マエストロの株式ボナセーラに関する噂です。その噂とは、過去の実績ばかりを誇張して宣伝しているというものでした。マエストロの株式ボナセーラでは本当に過去の実績を誇張して宣伝しているのでしょうか?

5年前の実績以外に、宣伝するような実績は本当にないのか?

本当にそのような噂が存在するのか調査してみると、あるサイトや口コミなどで「宣伝できる実績を持っていないため、5年前の株価予想実績を大きく宣伝している」、「5年前の実績以外は特に宣伝するものがない」といった内容が掲載されていました。どうやら噂としてそのような情報が出回っているようです。

では、本当に5年前の実績以外に、宣伝するような実績がないのでしょうか?そもそもこのような噂が出ている理由として、Yahoo!ファイナンスの投資の達人に記載されている情報がかなり薄い点が挙げられます。

投資の達人では成績の良い人物に対して実績を残せるようにと、賞を送っていました。しかし、2016年頃からはYahoo!ファイナンスから賞を贈ることはなくなっています。

そのため、過去に受賞した賞だけがプロフィールに記載されていても新たな賞が追加されない限り更新もされないのです。また、近年は実績と呼べるような株式助言者に対する賞も存在していません。宣伝できる実績がないというより、そもそも実績になる賞がないのです。

5年前の実績を未だ大々的に宣伝しているという点に関しては、マエストロの株式ボナセーラで行っている広告を見ると、Yahoo!ファイナンスの投資の達人でMVPなどを受賞した実績を使っている広告は一切見つかりませんでした。

なおかつ広告内容にはその他の受賞実績なども一切記載されていなかったので、実績を未だ大々的に宣伝しているという噂は完全に虚偽であることが分かります。

サイトだけではなくTwitterやFacebookなども確認してみましたが、特に5年前の実績について書かれているものは見つかっていません。

■参考
マエストロの株式ボナセーラ公式Twitter:
https://twitter.com/maestro_stock
マエストロの株式ボナセーラ公式Facebook:
https://www.facebook.com/maestro.stock/

マエストロ株式ボナセーラの本当の実績は?

5年前の実力だけを使って大々的に宣伝していることがただの噂だったことが分かりましたが、本来のマエストロ株式ボナセーラの実力はどれほどのものなのでしょうか?最新の実績についても見ていきましょう。

アサカ理研(5724)

アサカ理研は電子部品などから貴金属を回収したり、精錬技術を持っている企業です。環境事業にも注力しており、レアメタルやレアアースのリサイクルといったトレンドで注目を集める銘柄となっています。マエストロの株式ボナセーラでは6月4日に一般短期注目銘柄として情報が提供されました。

6月4日時点の終値は1,600円だったのですが、6月5日になると市場開始時から前日に大きく差を付けて1,880円からスタートし、6月6日には高値2,380円を記録しています。

マエストロの株式ボナセーラではレアアース関連銘柄に元々注目しており、4日にウィルバー・ロス米商務長官によるレアアース供給のために対策を講じるという発言から、アサカ理研に買いが入ると予測し、情報を提案したと考えられるでしょう。

テクノホライゾン・ホールディングス(6629

6月26日、マエストロの株式ボナセーラからテクノホライゾン・ホールディングスの情報が提案されました。テクノホライゾン・ホールディングスは主に情報通信機器や光学機器の開発を行っている企業で、管理カメラや電子ミラー、ドライブレコーダーなどのテーマと関連した銘柄です。

テクノホライゾン・ホールディングスは6月21日に連結子会社の株式会社タイテックがエムディテクノスの全株式を取得したと発表があり、週明け24日には大幅高となり、508円の高値まで動きました。

25日にも株価は上昇しましたが、マエストロの株式ボナセーラではさらに上昇すると考え、情報を提案しています。その結果、26日以降は若干横ばいの推移を保っていたものの、7月2日に再び上昇し翌日3日には高値578円を記録しました。

2つの実績をピックアップしてご紹介しましたが、それ以外にも多くの実績が残っていました。情報を提案した翌日、もしくは数日後に株価が上昇し目標を達成した案件はいくつもあります。また、上記2つの実績の共通点として、一般会員への提案情報であるという点が挙げられます。

マエストロ株式ボナセーラでは一般会員コースと特別会員コースがあり、特別会員コースは一般会員への情報に加えて短期・中長期向けの情報をいくつも提供しているのです。一般会員でも銘柄予想の実績を残せているのですから、特別会員コースなら、より質の高い情報が手にできると考えられるでしょう。

【調査3】それ以外にも気になる点が・・・徹底調査

噂について調査してきましたが、まだ他にも怪しいと思われる記載が残っていたので、さらなる徹底検証を行ってみました。

まず、このような口コミが見つかっています。

ここ情報はそれなりでしたが、サポート従業員の態度が横柄だったんで脱会しました。いくら有名な人がやっていようと従業員の教育に手が届いていないようでは良いサイトとは言えないと思います。残念の一言に尽きます。

サポート従業員の態度が横柄というのは本当なのでしょうか?まず、この口コミはいつ記載されたものかが分かりませんが、直近のことでないことは確かです。マエストロ株式ボナセーラでは定期的にコンプライアンス研修を実施しており、社員への教育環境も整っていることが分かっています。

近年は特に社員によるコンプライアンス問題で炎上するケースが増えてきているため、マエストロの株式ボナセーラでも顧客に対して誠実・丁寧な対応を取れるよう一人ひとりのコンプライアンス強化に努めているのでしょう。

また、口コミにもあるように社員が横柄な態度を取っていれば相応の苦情が会社にも届くはずなのですが、調査してみると社員に対する苦情を受けたことはないことが分かったのです。

人の感じ方によるところもあるかもしれませんが、サポートする社員に対する苦情が来ていないという事実はきちんと残っています。

もう1つ、サイトの中で気になる部分を見つけました。

彼の直近実績を投資の達人で確認してみると、36回に渡り行った株価予想の内、実際に上昇したのが12回、下落したのが24回、勝率は僅か33%ということが分かりました…。

直近の株価予想実績の勝率が低いことも判明しました。

先程も少し取り上げましたが、投資の達人における実績は最新のものではありません。マエストロの株式ボナセーラで2019年1月~6月の直近半年で行った株価予想34回分を調査したところ、株価が上昇したのが17回、動きがなかったのが2回、下落してしまったのが15回となっており、勝率は株価予想が当たったものだけで見ると約50%であることが分かります。

つまり、上記の勝率33%というのは間違った情報です。また、直近の株価予想実績の勝率が低いという点も、公式サイトに掲載されている提案銘柄実績を見れば、間違っている情報だと言えます。

熊谷亮とマエストロの株式ボナセーラのネット上のウワサ・評判についてまとめ

今回は、熊谷亮氏とマエストロの株式ボナセーラについて様々な噂や評判を調査してみました。悪い噂や評判がいくつか見つかりましたが、徹底調査した結果、ネット上に書かれている内容の中には嘘の情報が混じっていることが分かりました。

例えば、熊谷亮氏が実績を偽装している、マエストロの株式ボナセーラでは過去の実績ばかりを誇張宣伝しているなどという噂は全て間違っており、偽装・詐称の事実はありません。

正しい情報が拡散されず、悪い噂や評判ばかりが出回っていましたが、調査した結果として熊谷亮氏やマエストロの株式ボナセーラは信頼できる投資顧問・投資顧問会社であると言えるでしょう。

投資顧問や投資顧問会社の中には、残念ながら詐欺まがいのやり方で当たらない情報ばかりを提案するところもあるようです。そういった悪質な人物や会社があるからこそ、本当の実績を持っている人物や会社まで悪質だと疑われてしまうのかもしれません。

今回の調査ではネット上に掲載されている噂や評判の中には、嘘が混じっていることが分かったため、情報を鵜呑みしない方が良いと言えます。一部のサイトや口コミだけを信用せず、いくつかサイトや口コミをチェックした上で、どの投資顧問を信頼するか、どこの投資顧問会社を活用するか見極めていきましょう。