株式会社昭栄美術(しょうえいびじゅつ)は、展示会・イベント・ショールームなどの空間づくりをワンストップで行う、業界トップクラスのディスプレイ総合企業です。
実際の社員からは「多様な業界の案件に携われる」「自分の手で空間を形にできる達成感がある」といった口コミが多く寄せられています。
本記事では、評判・口コミ・年収・働き方・採用情報の観点から昭栄美術を徹底解説します。
昭栄美術の会社概要と発注先としての強み
株式会社昭栄美術(しょうえいびじゅつ)は、展示会やイベントの企画立案から設計、製作、施工までを行うディスプレイの総合企業です。
評判を確かめる前提として、まずは公式サイトで公開されている会社概要と、発注先として見たときの強みを整理します。
公式サイトに掲載されている会社概要
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社 昭栄美術(略称:SHOEI) |
| 設立 | 1979年5月 |
| 代表取締役社長 | 小林 大輝 |
| 代表取締役会長 | 小林 利昭 |
| 資本金 | 90,000千円 |
| 社員数 | 371名(2025年12月) |
| 年商 | 130億円(2025年12月) |
| 東京本社 | 東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー25F |
| 主な拠点 | 大阪スタジオ&オフィス(大阪市住之江区)、ベイスタジオ(千葉県市川市)、東金スタジオ(千葉県東金市)、佐倉スタジオ(千葉県佐倉市) |
| 許可登録 | 1級建築士事務所、内装仕上工事業、登録電気工事業者、会場指定業者登録 |
本社は東京都中央区明石町の聖路加タワーにあり、製作の拠点として千葉県の市川市・東金市・佐倉市にある3つのスタジオと、大阪市住之江区の大阪スタジオ&オフィスを構えています。
許可登録としては、1級建築士事務所、内装仕上工事業、登録電気工事業者、会場指定業者登録の4つが会社概要に掲載されています。
設計から内装・電気工事までに関わる許可を持っている点は、空間づくりの複数の工程を社内の体制で担うための裏付けです。
展示会への出展を検討している企業にとって、発注先の規模や許可の有無を公式情報で確認できることは、安心して依頼先を選ぶための材料になります。
企画から施工まで自社で担う事業内容と最新実績
昭栄美術の事業は、展示会やイベントを中心に、企画立案から設計、製作、施工までを一貫して行うことです。
対象はBtoBとBtoCの両方の領域にわたり、国際展示会や企業ブース、ポップアップストア、ショールームなど、多様なコミュニケーション空間を手がけています。
公式サイトによると、年間の案件数は3,000件、施設の総面積は20,100坪です。
社内には空間プロデュースを担う営業職のほか、展示ブース製作(木工)や映像・音響・照明機器、電気施工管理、レンタル品管理、トラックドライバーといった製作職、グラフィックデザイナーなどのクリエイティブ職があります。
こうした職種がそろっていることが、工程を外部に分散させずに進められる体制の土台です。
2026年9月には、第60回スーパーマーケット・トレードショー2026の東洋水産株式会社様ブースや、ものづくり ワールド2026のイリノイ州パビリオン、CONTENT TOKYO 2026のタイパビリオン、SPEXA2026のイタリアパビリオンの実績が公式サイトで紹介されました。
国内企業のブースだけでなく、海外の国や地域のパビリオンも手がけている点は、同社の対応領域の広さを示す事実です。
国際認証と環境への取り組み
公式サイトの会社概要に掲載されている取得認証は、ISO9001:2015、ISO27001:2023、ISO20121:2012の3つのISO認証です。
これに加えてFSC森林認証(CoC認証)も取得しており、2024年3月時点で業界で唯一の取得企業と紹介されています。
環境面では、廃材を廃棄せずに新たな資源として再生・活用する「循環型ディスプレイ」の仕組みを、パートナー企業と協働で構築しました。
その取り組みを支えるのが、横3m×奥行3m×高さ3mの超大型ペレット式3Dプリンターです。
この3Dプリンターは展示会ブース規模の造形物の製作に加え、廃材のアップサイクルにも対応しています。
社員の知識習得も進んでおり、2026年時点でエコ検定の取得者は31名、3R・気候変動検定は9名、サステナ経営検定は14名と公表されています。
環境への配慮を取引条件として重視する企業にとって、認証と具体的な仕組みの両方を確認できる点は、発注先を比較する際の明確な判断材料です。
データで見る昭栄美術の評判と働きやすさの実態
株式会社昭栄美術の働きやすさや企業規模について、公式サイトとマイナビ2027の両方で公開されているデータをもとに、具体的な数字で詳しく紹介します。
拠点数と設備の規模
まず拠点数に関して、同社は千葉県のSHOEIベイスタジオ、東金スタジオ、佐倉スタジオに加えて、大阪スタジオ&オフィスの国内4拠点を展開しています。
展示会やイベントの製作に必要な設備を自社で保有し、企画から施工までを一貫して行える体制を整えている点が特徴です。
残業時間と有給休暇の実態
社内の働き方改革が進んでおり、働きやすさの指標となるワークライフバランスの改善が数字にも表れています。
公式発表された2024年度の実績を見ると、平均残業時間は30.5時間、年次有給休暇取得率は64.7%でした。平均年間休暇取得日数(有給・公休・特別休暇の合計)も131日という実績になっており、社員がリフレッシュしながら業務に集中できる労働環境です。
この131日という数字は、公休や特別休暇も含めた年間の休暇日数全体を示すものです。一方、マイナビ2027に掲載されている働き方データでは、有給休暇の消化日数のみを切り出した数字も公表されており、2025年度の平均有給休暇取得日数は8.5日となっています。
有給休暇の取りやすさは部署や繁忙期によって差が出やすいため、選考の場で担当者に確認しておきたいポイントです。
健康経営優良法人としての認定
社員の健康保持や増進に向けた取り組みも実施されており、「健康経営優良法人 大規模法人部門」の751位に認定されています。設備拠点の充実だけでなく、社員の健康面をサポートする制度が整っている点も、同社の特徴の一つです。
育児と仕事の両立を支える制度
マイナビ2027のデータでは、2025年度の育児休業取得率は男性72.7%、女性100%と公表されています。対象者数は男性11名・女性2名の合計13名で、そのうち取得者は男性8名・女性2名の合計10名でした。
男性の育児休業取得が7割を超えている点は、仕事と家庭の両立を後押しする社内の姿勢を示す数字だと考えられます。
新卒定着率から見える定着のリアル
新卒採用者の定着率も公開されています。
2024年入社は採用者52名に対して離職者12名で定着率76.9%でしたが、2025年入社は採用者45名に対して離職者3名で定着率93.3%となり、2026年入社では採用者43名に対して離職者0名で定着率100%まで伸びています。
年を追うごとに定着率が向上している点は、入社後のフォロー体制や配属先とのマッチングの改善が進んでいることを示す数字です。
昭栄美術の採用情報と年収モデルをチェック
株式会社昭栄美術の強みは、企画からデザイン、製作、施工までを自社で一貫して行う「製販一体」のワンストップ体制です。
この体制があるからこそ、若手社員であっても案件の全工程に深く携わり、自分の手で空間を作り上げる大きな達成感を得られます。
給与面においては、基本給が270,000円から338,000円、想定年収が480万円から700万円と提示されており、経験や能力に応じた手厚い待遇が魅力です。
日々の頑張りがしっかりと収入に反映される仕組みとして、以下のような年収モデルや賞与実績が公開されています。
- 30代・40代で年収700万円~800万円超
30歳主任で年収620万円以上、35歳係長で年収730万円以上となり、多数のメンバーが活躍する環境です 。
- さらなるキャリアアップ
40代課長では年収900万円以上、50代部長職になれば年収1,000万円以上を目指すことが可能です 。
- 充実した賞与制度
年2回の定期賞与や決算賞与に加え、昨年度の支給実績で計6.2ヶ月分となる業績賞与が用意されています 。
また、働きやすさの面でも、完全週休二日制で年間125日の休日を確保するなど充実した環境を提供します。
独自の休暇制度やユニークな生活支援サポートも豊富に展開されている状態です。
- 多彩な休暇制度
バースデー休暇、チャージ休暇、ハザマ休暇、健康管理休暇などを柔軟に取得できます。
- 独自の福利厚生
自社拠点であるSHOEIベイスタジオでの無料の朝食およびランチサービスの実施や、全拠点での無料健康ドリンク提供などを受けられる職場です。
このような手厚い取り組みが評価されて「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」の認定を受けるなど、社員の幸せを第一に考える姿勢が明確に示されています 。
昭栄美術のリアルな評判・口コミ【良い点・悪い点】
OpenWorkやエン転職、転職会議などに投稿された口コミをもとに、実際の社員からの声をまとめました。
特に「ワークライフバランス」「やりがい」「社風」の3つに注目して見ていきましょう。
“小さいものから大きいものまで、様々な案件、様々な企業と関わることができる。クライアントの下請けではなくパートナーとして動けたと感じた時や、手掛けた仕事が実際に形となった時にやりがいを感じる。”
引用元:https://www.openwork.jp/one_answer.php?vid=a0A2x0000045rOh&qco=4
昭栄美術は大小問わず、様々な案件・企業の依頼を受けています。
クライアントのパートナーとして仕事ができた時や、クライアントの要望を自分の手で形にできた達成感などにやりがいを感じるそうです。
また、発注企業からは、企画から製作・施工までを自社で一括対応する「製販一体」のワンストップ体制が評価されています。荷台の高さが可動するオリジナルの特装トラックを自社保有し、安全で確実な輸送体制を整えている点も大きな特徴です。
“展示・ディスプレイ業界では、ほぼ全ての業務や職種、サービスに対応し、製販合同でワンストップで、企画から設計、製作、施工や運営まで自社で行えるのが強み。
自社製作部門では業界トップクラスの拠点を持ち、展示ディスプレイで使用する様々な製品を保管し、またオーダーに応じて様々な造形、造作をすることが可能。
展示会場へのアクセスも良く、どんな状況でもスピーディーに対応することが出来る。
ISO9001を取得している為、顧客満足を得るために高品質なサービスを提供できる仕組みが整っている。”
引用元:https://en-hyouban.com/company/10005690601/kuchikomi/9224496/
企画から製作、設計、運営まで自社で一貫して行えることが昭栄美術の強みです。
これまでたくさんの展示ディスプレイを手掛けてきた経験があるので、クライアントのオーダーに合わせて造形・造作ができます。
スピーディーに対応できることや国際認証を取得している点も、クライアントからの顧客満足度や信頼感につながっているようです。
“労働時間に関しては、働き方改革関連法を順守するために、労働時間管理を行い社員に負荷がかからない様に取組んでいる。
休日休暇に関しても、定められた休日は確実に取得が出来、その他にもバースデー休暇制度や連続3日の有給休暇が取れるチャージ休暇制度もあり、ワークライフバランスを取るための取組を会社として推進している。
労働時間の基本設定はあるが、仕事の場面に応じて時差出勤や直行直帰も認められており、状況に合わせた働き方が可能。”
引用元:https://en-hyouban.com/company/10005690601/kuchikomi/9224494/
法令を遵守するために、労働時間の管理に徹底しているようです。
営業職やクリエイティブ職では振替休日の取得がアナウンスされているほか、営業部や管理部でのフルフレックスタイム制の導入や、バースデー休暇・ハザマ休暇といった独自の休暇制度が導入されています。
これらの取り組みにより、規定の年間休日125日(完全週休二日制等)に加え、平均年間休暇取得数は131日(2024年度実績:有給・公休・特別休暇の合計)となっています。
まとめ
昭栄美術は、ディスプレイ業界の中でも老舗かつ成長力のある企業です。
社員の口コミでは「企画から製作まで一貫して携われるスケールの大きさ」「チームで成果を出すやりがい」が評価されています。安定性と挑戦の両立を求める方には、非常に魅力的な職場といえるでしょう。

