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杉本彩さんも言及!?ピースワンコジャパンとはどんな団体?

木箱に入っている犬の画像

ピースワンコジャパンは、「犬と人の、幸せな未来をつくるために。」というメッセージを込めて活動を行っている団体です。

日本の犬「殺処分ゼロ」を目指していて、保護活動や譲渡活動、里親とのマッチングなども積極的に行い、幸せな暮らしに繋ぐことを目的としています。

ピースワンコジャパンの活動において、動物福祉向上に関する活動を10年間積極的に行っている杉本彩さんも言及していますが、そもそもピースワンコジャパンという団体はどのようなことをしているのでしょうか?

この記事では、杉本彩さんも言及しているピースワンコジャパンの取り組みや施設などの情報について解説します。

ピースワンコジャパンの活動について知りたい方は、参考にしてください。

ピースワンコジャパンの概要

ピースワンコジャパンの概要は以下のとおりです。

【ピースワンコジャパン】

・運営団体:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン

・所在地:広島県神石郡神石高原町上豊松72-8

・電話番号:0847-89-0039

・代表理事:大西健丞

・プロジェクトリーダー:安倍誠

・事業内容:殺処分ゼロを目指した犬の保護・譲渡、ドッグランの運営、救助犬の育成および災害現場への派遣

・活動開始:2012年

・スタッフ数:621人(ピースウィンズ・ジャパン全体のスタッフ数)(2025年1月31日時点)

・サポーター:約75,000人(2025年5月31日時点)

ピースワンコジャパンは、日本発祥のNGO団体であるピースウィンズが主体となっています。

ピースウィンズ自体は1996年に大西健丞氏によって設立された団体で、世界各地に支援を行い続けています。

ピースウィンズは、他にも空飛ぶ捜索医療団、ピースニャンコ、ピースワラベ、ピースクラフツなどの運営も行っています。

活動内容について

ピースワンコは、具体的にどのような活動を行っているのでしょうか?

ここでは活動内容についてみていきましょう。

シェルター運営

ピースワンコには70,000㎡の収容施設、犬舎、ドッグラン、老犬用施設、診療所などを完備しています。

一時的に収容された犬を安全に管理するために充実した施設、医療体制、人員においてもシステムを整えているのです。

治療に加えて避妊手術も行い、動物の心身のケアに努めるとともに行政や医療機関との連携も行いながら活動をしている団体です。

シェルターは広島県神石高原町の仙養シェルター、西山/スコラシェルターがあります。

譲渡施設運営

譲渡施設は、各シェルターで保護された犬の中で健康状態が良くトレーニングが完了した犬が生活しています。

各地の施設によって生活している頭数が異なります。

里親になりたい方は、以下の施設で見学もできます。

・広島譲渡センター

2014年オープンで5~6頭が生活しています。

・福山譲渡センター

福山駅から車で10分の場所にあるシェルターで、10~14頭が暮らしています。

・岡山譲渡センター

愛玩動物飼養管理士資格保有者、ドッグトレーナーなどが在籍しているシェルターで、10~14頭が暮らしています。

・生駒譲渡センター

関西で唯一の施設で10~14頭が生活しています。

・浜松譲渡センター

動物看護士、ドッグトレーナー、トリマーなどが在籍し、常時15頭前後が生活しています。

・湘南譲渡センター

保護犬選任スタッフが丁寧な対応を行い、5~6頭が暮らしています。

・世田谷譲渡センター

予約なしで直接触れあい可能な施設で、5~9頭が生活しています。

・西東京ふれあい譲渡センター

地域密着型で医療複合施設内にあり、10~15頭が暮らしています。

・あきる野譲渡センター

SNSで日常の様子を発信しているシェルターで、5~9頭が生活しています。

・福岡譲渡センター

九州初の譲渡センターで、常時15頭前後が暮らしています。

譲渡可能な犬を探すには?

ピースワンコでは、直接センターで実際に犬と会ってから譲渡の申し込みも可能ですが、近くにシェルターがない場合はホームページの「保護犬を検索する」で探すこともできます。

ピースワンコのメンバー登録によって、毛色、体重、年齢、性別などの希望に合った犬が見つかりやすくなっています。

しかし、気まぐれでの譲渡はできないことになっていて、責任を持って保護犬の飼育ができると判断された場合のみ譲渡という流れになります。

譲渡申し込み後は、スタッフが連絡をして訪問日時を決めて環境の確認、脱走対策、飼育方法などのアドバイスを行い、犬のこれからの人生が幸せなものになるかを確認しているのです。

それだけ愛情深く世話してきた責任を、最後までバトンタッチできる仕組みがあります。

また、高齢犬や病気の犬でも最後までサポートできる終生預かりボランティアにも積極的に取り組んでいて、虹の橋を渡るまでの生活を対象としたものもあります。

人との生活が楽しいことを犬に体験してもらいたいと考えている方向けの譲渡もあるので、それぞれの考えに合った犬との出会いが可能です。

動物が飼えない場合は寄付で支援も可能

これらの支援に賛同し、協力したいもののペットを飼えない環境ということでもどかしく感じる方もいるでしょう。

このような場合は、寄付で支援を受け付けています。

・ワンだふるサポーター

1日30円(月額1,000円)の寄付で支援できます。

保護犬の新しい飼い主が見つかるまでの飼育費などに使用されます。

 

・ワンだふるファミリー

殺処分から保護された犬の中で、病気や高齢を理由に家族に恵まれないケースも少なくありません。

そんな犬を遠方から家族として支援できる仕組みで、ニュースレター、誕生日カード、ブログなどで近況報告が届けられます

 

・夢之丞ファミリー(ワンドリーム・プロジェクト)

元災害救助犬として活躍し、2022年に引退した夢之丞がアンバサダーを務めています。

日本の殺処分ゼロを目指す支援です。

 

・ふるさと納税

ピースワンコの施設がある広島県神石高原町へのふるさと納税で、殺処分ゼロの支援に繋がります。また、手数料を差し引いた金額が、翌年の税控除の対象となります。

 

他にも1回きりの支援としてクレジットカード決済、GooglePay、PayPay、Applepayなどの方法で自由に寄付額を決めて支援も可能です。

銀行や郵便局からの支援は、ピースワンコのホームページで振込先を確認しておくと安心です。

まとめ

ピースワンコは、動物の殺処分ゼロを目的に活動している非営利活動法人です。

1996年に大西健丞氏によって設立され、様々な企業からの支援や協賛を得ています。

全国にシェルターを設けて積極的な譲渡を行う活動は多くの方に注目されていますが、飼育できない方にとってはもどかしい気持ちを抱く方もいるでしょう。

このような場合は、寄付やふるさと納税、オンラインショップから商品の購入でも支援可能です。

この機会にピースワンコを通じて保護犬の支援を行ってみてはいかがでしょうか。

 

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