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株式会社三和鑑定事務所の事業内容と評判を検証してみた|鑑定人という仕事とは

三和鑑定事務所

みなさん、こんにちは。

私のサイトへ訪問してくださりありがとうございます。

今回は、損害保険の鑑定をされている三和鑑定事務所について調べてみました。

1.三和鑑定事務所の概要(歴史・沿革・直近の活動内容など)

 

商号    株式会社三和鑑定事務所

創業    1942年(昭和17年)

設立    1975年(昭和50年)

資本金    1000万円

代表者    代表取締役 奥田邦彦

社員数    66名(鑑定人51名)※ 2017年7月現在

グループ会社    株式会社トラストクレームサービス

主要取引先(五十音順)

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

損害保険ジャパン日本興亜株式会社

東京海上日動火災保険株式会社

三井住友海上火災保険株式会社

他損害保険会社各社

 

取引銀行    三井住友銀行

技術顧問    建造物・構造強度検査機関、一般産業機械、化学プラント、寺社建築、美術品、石材、宝石、着物、造園、植栽

資格    一級鑑定人6名、二級鑑定人27名、三級鑑定人18名、建築積算士31名、2級建築士3名、1級・2級土木施工管理技士各1名他

協会    一般社団法人日本損害保険協会

一般社団法人日本損害保険鑑定人協会

 

三和鑑定事務所は、損害保険分野において保険の対象となる家や物の評価鑑定を主な事業としています。

鑑定人という肩書きは聞きなれないものかもしれません。

しかし事故や自然災害に巻き込まれたとき、円滑に保険金の支払いを行なうために必要な職業です。

 

不正を許さず、鑑定人としての知識と技術の向上に精進し、いつも冷静沈着に行動する。

社訓によれば、そういった人物を目指して日々業務に取り込んでいるようです。

2.三和鑑定事務所の事業内容・強みは?

 

三和鑑定事務所は保険金の支払いに際して損害額を鑑定することを主な事業としています。

どのくらいの損害が発生したかという損害額の鑑定はもとより、

商業施設や製造工場、神社や仏閣のような特殊な物件といった保険対象物が

どのくらいの価値を持っているかという評価額の鑑定も行います。

大規模な自然災害の場合は、被災地に社員を派遣して調査を行うこともあるそうです。

 

 

三和鑑定事務所は75年にも及ぶ業歴を持つため、業界での信用や鑑定事業に関するノウハウを有しています。

拠点も東京と大阪の全国2か所にあるので、長い歴史に裏付けられたノウハウを大きな規模で活かすことができます。

3.三和鑑定事務所の口コミ・評判を検証(採用系)

 

ここではネット上に存在しているサイトから、三和鑑定事務所の採用に関する口コミや評判を紹介します。

仕事を通して様々な場所・状況を経験することができると聞き、興味を惹かれたことがきっかけです。また、日々勉強して知識の幅を広げていくことにも興味を惹かれました。

困った際は周囲の人々が手厚くサポートしてくれる。相談事にも親身に答えてくれる。

建築、機械、会計、法律等、様々な分野の知識を要求されるため、日々自身の見聞を広げることができる。

自身が担当している事案をこなし、難しい事案に対応するための知識を身につけることがモチベーション。

ニュース等で報道されている大規模な事故に、実際に案件として関わることができやり甲斐を感じる。

このような口コミが上がっていました。業務を通じて様々な見聞を深められることがわかります。

たしかに、何かを「鑑定」するためにはそのものの歴史や背景も含め豊富な知識が求められることは想像に難くありません。

 

さらに、鑑定業務を行うには依頼人が必要ですので、日常的に顧客と折衝を行います。

さまざまな人と話をして、交流を持つことで新たな考え方に気づいたり、過去に経験のない出来事を体験したりできるのでしょう。

 

なかでも、今の自分の仕事をこなして、さらに難しい仕事に取り組むためのスキルを身に付けることがモチベーションという口コミは印象的です。

三和鑑定事務所には、仕事がただの労働ではなく、自分を高めるための価値あるものとしてとらえられるような環境がある企業ということでしょうか。

 

「仕事の報酬は仕事」とは、ソニー創業者の一人である井深大氏の言葉です。

これが零細企業から売上7兆円以上を誇るグローバル企業となったソニーの根底を作った考え方なのでしょう。

 

気になる点としては、ニュースにもなるような大きな災害現場に出向くことには当然に危険が伴い、辛いことがあるという点でしょうか。

さすがに命の危険が伴うような地域に立ち入ることはないと思いますが、瓦礫の上を歩いたり、半壊した建物に近づいたりすれば、怪我をする危険はあるでしょう。

それでもなお前向きに取り組もうとする熱意がなければ、長く続けるには大変な仕事かもしれません。

4.三和鑑定事務所の口コミ・評判を検証(商品・サービス系)

平成26年4月に発生した熊本地震の初期対応で、被災された方々に保険金がお支払できることを伝えた際、涙ながらに感謝の言葉を伝えられた時は思わず胸が熱くなりました。

自然災害に見舞われたり、事故に巻き込まれたりしたとき、被災者や被害者はきっと心細く、特に経済的な不安は大きく精神にのしかかるものだと思います。

もしかすると、そのような心配をする余裕すらない状況かもしれません。

そんなとき、専門知識を持った人に相談が出来たら、どれほど心強いでしょうか。

 

サービスの性質の性質からか、実際に鑑定を受けた人からの評判はネット上からは見つけられませんでしたが、業務を通じてお客さんから言葉をかけてもらったという口コミがありました。

もちろん、三和鑑定事務所に関してはネット上に投稿されていないだけで「予想よりも評価額が少なかった」「台風のせいで壊れたものが経年劣化と判断された」などの意見もあるとは思います。

少なくとも他の鑑定事務所さんの評判の中には少なからずこういった意見が散見されました。

 

ビジネスモデルとしては、鑑定サービスの主なステークホルダーは保険会社になります。

しかし、被災者や被害者の方々にとっては鑑定人がどのような判断をするかによってその後の生活や人生が左右されます。

「適切に」損害額や評価額を鑑定することが鑑定人の仕事ではあるものの、保険会社が支払う金額を減らすためにあえて損害額や評価額を低く見積もることは大きな問題です。

求められる知識や技術の水準は高いですし、顧客と行う交渉はタフなものになることもあると思いますが、ぜひとも公正な鑑定をお願いしたいですね。

5.口コミ評判検証まとめ

 

いかがでしょうか。株式会社三和鑑定事務所は、損害保険分野における損害鑑定事務所として、多くの関係者や顧客に信頼されていることがわかりました。

鑑定人として働く上では豊富な知識が求められ、大きな責任が伴うようです。

しかしその重みに比例したやりがいがあり、それこそがこの職業の魅力なのかもしれません。

社内の人間の関係性も良好のようで、人柄重視の採用基準のもと集まった方々は誠実に仕事に取り組める強い向上心を持っているようです。

毎日の生活の中で成長につながる出来事を経験できる稀有な企業と言えるでしょう。

企業としては大阪と東京の2大都市にオフィスを構えており、担当エリアは広範に及ぶようです

創業から半世紀以上経過していることもあり、誠実な経営をしていることが予想されます。

台風や地震など、昨今話題に上ることが多い大規模な自然災害に見舞われ、被害にあった場合には、三和鑑定事務所に相談してもいいかもしれません。

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