現代の医療や福祉、ライフサイエンスなどの分野は、絶えることなく進化しています。
そんな中で、新しい情報からノウハウを習得し、迅速に対応していくことが医療の現場では求められています。
このような状況の中で遅れてしまいがちなのが地域医療ですが、そんな地域医療のメリットを活かそうとしているのがシバタインテックです。
シバタインテックは、医療や福祉の分野で開拓をしながら地域医療に積極的に取り組んでいます。
この記事では、シバタインテックの会社概要に加えて、社長の人物像や企業の魅力について解説していきます。
シバタインテックのおさらい

最初にシバタインテックの企業概要や事業内容、理念についておさらいしていきましょう。
株式会社シバタインテック
・代表者:代表取締役社長 柴田清孝
・資本金:8,000万円
シバタインテックは、宮城県仙台市若林区卸町2-11-3に本社を構えている会社です。
1931年8月に創業し、医療機器、病医院設備機器、治療診断機器などの卸販売や医療用具のメンテナンスを担っています。
そのため、認定許可として高度管理医療機器等販売業・賃貸業許可、医療器械修理業許可、医薬品販売業許可、毒物・劇物一般販売業登録なども取得している会社です。
1931年、仙台市錦町で初代の柴田常寿氏が個人企業として会社を始めたのがきっかけとなり、1952年には資本金50万円を持って仙台市南町に合資会社 柴田器械店を設立しました。
1966年には、仙台市北目町84番地に社屋を構え、店舗や事務所、倉庫などもすべて移転させ、社名も柴田器械株式会社へと変えていったのです。
その後、徐々に営業所や出張所を改設していき、現在の新社屋に本社を移転させたのは2003年でした。
2008年に柴田清孝氏が社長として選出され、現在は創業90年の会社となって地域の認知度も高くなっています。
社長の人物像に迫る

シバタインテックは、会社としての地域医療に関する取り組みを徹底していることがわかりましたが、これに対して社長はどのように考えているのでしょう。
続いては、社長の柴田清孝氏の考えや人物像に迫っていきましょう。
シバタインテックの社長である柴田清孝氏は、公式ホームページの会社紹介で「地域の安心・安全と『人の一生』を支えるオンリーワン企業として地域・社会に貢献し続けたい」と語っています。
この言葉にはシバタインテックがおかれた地域環境、そして社長の経験が大きく関係しているようです。
シバタインテックは地域医療への貢献を考える5人の社員からスタートしました。
最初は地域の医療の環境整備が目的でしたが、2011年3月11日に起こった東日本大震災をきっかけに、最も大切なことを再確認できたとしています。
その大切なこととは、「『人の命』の貴さ、そして『安心して暮らせる環境』を継続してサポートすること」と柴田清孝氏は語っています。
東日本大震災では地震、津波、そして福島第一原発事故など、東北地方は一度に大きな被害を受けてしまいました。
このような災害時に、シバタインテックも早急な復旧を求められたものの、あまりのパニックぶりに迅速な対応や能力を思うように発揮することはできませんでした。
そして、災害時こそ大事にしなければならないのが人の命です。
シバタインテックでは、この大きな自然災害に対応できるように宮城、福島、山形の病院や施設を1軒ずつ回って訪問し、安否確認とライフラインの復旧についてサポートしました。
このような時こそ原点にかえり、社員一丸となって、地域の安全性や研究、介護の面を支えていくことが大切だと考えているのです。
他にも、人のライフステージをさらに輝いたものにするためのサポートもシバタインテックなら実現できます。
初心を忘れることなく、地域の医療に貢献したいと考えていること、そして時代に合わせたものを取り入れていくことで、地域を支える会社になれると考えていることが理解できました。
シバタインテックのブログを紹介

シバタインテックは、社内クラブや社会貢献活動・緑化推進チームなどがあり、福利厚生にも力を入れていることがわかります。
しかし、どのような内容なのでしょうか?
ここでは、シバタインテックのブログから活動内容や社会貢献活動の内容などに注目してみましょう。
【活動理由】
シバタインテックでは、医療関連企業で働く以上、心身ともに健康であることが絶対条件となります。
健康でなければ心の不安が多くなり、対処することもできなくなってしまいます。
その中の原動力となるのが、「ふれあいを大切に」という気持ちであり、この気持ち次第でお互いのコミュニケーションを図れるとしています。
仕事以外でスポーツを通じてコミュニケーションを取ることで、日頃のストレス解消やリフレッシュも可能です。
【社内クラブ】
シバタインテックでは、社外でも良い連携を取りながら楽しめるように、社内クラブをいくつか発足しています。
スマイル会
シバタインテックでは、スマイル会というチームで社内交流を深めるイベントを定期的に開催しています。
これまでに、ゴルフや芋煮会、親睦ビアパーティーやスポーツ大会などを主催しています。
社内の連携や親睦が深まるように様々な企画をしています。
社会貢献活動(清掃活動)
シバタインテックは、社会貢献においても様々なことに取り組んでいます。
社会貢献は、主に地域の清掃活動が中心です。
周辺道路の落ち葉広いなど、地域貢献を第一に考えて行っています。
緑化推進チーム
緑化推進チームでは、花壇の手入れや整備などを中心に行っています。
道路に面する場所に、季節の花をキレイな状態で維持できるように保ちます。
他にも歩道内にある花壇の草むしりなど、定期的なお手入れを実施することで良い状態を保てるようにしています。
フットサル(山形・宮城)
シバタインテックでは、宮城と山形でフットサル部を設けています。
基本的にはフットサルが中心ですが、山形のフットサル部では、バスケットボールやバドミントンなど、その場の人数などからできる運動を取り入れていて、楽しみながら交流を深めています。
写真部
写真部では、撮影してきた写真を支店内で展示し、その美しさが環境を和ませてくれています。
展示している写真のコンテストも開催し、楽しく腕を競っているようです。
さらに、技術も習得できるように写真部主催の講習会も開催し、インスタ映えする写真の撮り方なども指導しています。
ランニング部
ランニング部では、各地方で開催されるマラソン大会などの参加を積極的に行っています。
様々な地域のマラソン大会に参加することで、その地域の良さを再確認したり、地元の良さに触れることができたりしています。
走り切った時の達成感も味わえる貴重な体験ができているのがブログから伝わります。
CSR(清掃活動)
CSRでは、定期的に地域の清掃活動に参加しています。
各エリアで決まった時間に活動を行い、秋には落葉樹の一斉清掃も開催しています。
この活動への参加により、地域をキレイに維持する大変さや苦労を感じるとともに、いつまでも美しい環境に整えて行く必要性を再確認できます。
アウトドア部
アウトドア部では、屋外での活動を中心に行っています。
登山やジップライン、ボルダリングなどアクティブな活動を楽しみながら行い、社員同士の交流も深めているようです。
楽しみながら新しいことにもチャレンジする姿勢が仕事にも活かされているようです。
他にも、釣り部やバドピンポン部などの活動があり、シバタインテックでは社員同士が仕事以外の場でも共通の楽しみを見つけて共有できる良さがあることがわかりました。
シバタインテックの採用・求人情報を紹介
これまでシバタインテックの魅力について紹介してきましたが、シバタインテックでは採用活動を行っているのでしょうか。ここでは求人・採用に関する情報について紹介していきます。
まず、以下、シバタインテックの採用ページを見ると新卒も中途も募集していることが分かります。新卒採用では営業職、中途採用では営業職と営業支援職の募集を行っていますね。
リクルートエージェントやハローワークなどの求人サイトにも求人情報が載っており、リクルートエージェントに掲載されている求人情報を見ると経験者採用ではありますが、想定年収が302万円~550万円となっています。
DODAで東北地方の平均年収を見ると367万円ですので、東北では十分高年収を目指せると想定されますね。
北海道・東北エリアの平均年収は367万円で、前年よりも2万円ダウンしました。男女別では、男性が404万円、女性が311万円です。年収分布をみると「300~400万円未満」が最も多く、33.3%を占めています。また、北海道・東北エリアで平均年収が最も高かったのは「宮城県」(370万円)で、2位は「北海道」(369万円)、3位は「福島県」(366万円)でした。
参照元URL:https://doda.jp/guide/heikin/area/#anc_area_06
また、ハローワークではアルバイトの募集も行っているようですので、さまざまな雇用形態での応募ができるかと思います。
シバタインテックの採用情報が気になる方は以下公式の採用ページをご覧くださいませ。
新卒採用ページ:https://www.shibataintech.co.jp/wp/recruit/requirement/
中途採用ページ:http://www.shibataintech.co.jp/wp/recruit/mid-career/
まとめ

シバタインテックは、地域医療について最新の情報やノウハウを少しでも早く提供できるように努力している会社です。
さらに、特定の地域に根付いているからこそ可能な地域医療に密着したお手伝いを心掛けていることもわかります。
社長自身が東北という地域に根差す医療や福祉、技術分野を担えるように目指すことを心掛けながら、時代に合わせた課題にも取り組んでいくとしています。
働く社員も社内のイベントや部に所属し、連携を深めながら楽しんでいる姿がブログから読み取れます。
このことから社内の環境も良く、常に何かを吸収して高められる関係性ができていると考察できるでしょう。