不動産

オープンハウス・荒井正昭社長の資産は?年間の報酬総額は25億円!?

『東京に、家を持とう。』のキャッチフレーズでお馴染みのオープンハウスは、東証一部に上場する大手総合不動産会社です。そのオープンハウスの社長を務めるのは荒井正昭氏という人物です。

荒井正昭氏は資産10億ドルとも言われていますが、オープンハウスの業績は順調であることを示すのでしょうか?また、どんな人物なのか気になるところです。今回は荒井正昭氏のプロフィールや資産状況、オープンハウスの業績などについてご紹介しましょう。

オープンハウス社長・荒井正昭のプロフィール

まずは荒井正昭氏のプロフィールや経歴からご紹介します。

主なプロフィール

氏名 荒井 正昭(あらい まさあき)
生年月日 1965年(昭和40年)10月29日
出身地 群馬県

主な経歴

1987年10月 ㈱ユニハウス入社
1997年9月 ㈱オープンハウス代表取締役社長 就任
2000年9月 創建ビルド㈲(現㈱オープンハウス・ディベロップメント)取締役 就任
2010年9月 Open House Realty Investments ,Inc .Director 就任
2011年10月 ㈱OHリアルエステート・マネジメント取締役 就任
2015年1月 ㈱アサカワホーム(現㈱オープンハウス・アーキテクト)取締役 就任
2016年9月 Open House Texas Realty Investments LLCManager 就任
2018年10月 ㈱ホーク・ワン取締役 就任

 

荒井正昭氏は1965年に群馬県で生まれました。家は不動産業を営んでいましたが、荒井正昭氏は中学の頃に司法書士の夢を持ちます。その夢を実現するために大学進学を目指して予備校に入ろうと18歳で上京するものの、アルバイト生活ばかり送ります。それでも21歳の頃に目標であった司法書士の資格を取得するために、専門学校に入ることを決めました。

その後、学費を稼ぐ目的として不動産会社に就職し、10年間営業職を経験します。入社後は自分と会社の成長を実感でき、それを楽しみに仕事に励んでいました。しかし、年収が2000万円に到達した頃、同じ場所にいても自分も会社も成長できない、面白くないと感じたことをきっかけに独立を決意します。

そして、1997年9月に株式会社オープンハウスを設立して社長になりました。創業当時から不動産仲介を起点に事業を拡大しており、顧客志向に徹底し、30代の共働きも手が伸ばせる価格帯の住宅でビジネスモデルを構築しました。現在も技術力と企画力、ニーズにこだわり、着実に成長を続けています。

オープンハウスの売上と経常利益

オープンハウスは東京都心と城南エリアを中心に不動産仲介や新築戸建て分譲、マンション開発など事業を手掛けています。順調に業績を上げ、2013年9月には東証一部に上場しました。それ以降、名古屋や福岡、アメリカの不動産市場に参入し、規模を拡大し続けています。そんなオープンハウスの現在の売上と経常利益をご紹介しましょう。

オープンハウスの2019年9月期第1四半期の業績

・売上高・・・1,050億2,900万円
前年同期が764億6,100万円なので、+37.4%の売上となりました。

・営業利益・・・93億500万円
前年同期が96億3300万円なので、営業利益は-3.4%となりました。

・経常利益・・・81億5,500万円
前年同期が93億9100万円なので、経常利益も-13.2%となりました。

・平均給与・・・約635万円

2019年9月期第1四半期の業績は、前年同期に比べると増収増益という結果になりました。オープンハウスは上場後の2014年から現在まで業績は右肩上がりを続けており、経営が安定していると判断できます。

今回増益に至った理由は、株式会社ホーク・ワンの連結や各事業が手堅く業績を拡大しているところにあります。その一方、収入不動産事業は業績が大きく落ち込んでおり、その結果、営業利益は上場してから初の減益となりました。

各事業の業績について

オープンハウスの事業は戸建関連事業、マンション事業、収益不動産事業、その他(アメリカ不動産等)の4つに分けられます。それでは、各事業の業績を見てみましょう。

戸建関連事業

戸建の不動産仲介や分譲、建築を行う事業です。売上高は789億9,500万円(前年同期比+78.2%)、営業利益は71億8,900万円(前年同期比+28.3%)となりました。前連結会計年度末から戸建分譲の開発と販売を手がける株式会社ホーム・ワンと連携したことで、売上が伸びました。

ホークワンとの連結により、首都圏だけではなく名古屋圏の準都心部への分譲も本格化させています。さらに都心部で戸建て住宅の需要が高くなっている背景もあり、良好な業績に至っています。仲介契約数も計画どおりに右肩上がりとなり、前年同期比21.6%増という推移になりました。

マンション事業

新築マンションの開発や分譲を行っている事業です。売上高は65億400万円(前年同期比+45.0%)、営業利益は6億2,000万円(前年同期比+412.5%)となりました。前年同期の売上高が44億8,700万円で、営業利益も1億2,100万円だったので、そこから大幅に業績が伸びています。

これは当連結会計年度から名古屋市で新築分譲マンションの引渡しを始めたことが関わっています。職住近接志向の単身者や2人世帯をターゲットとしたコンパクトタイプのマンションが特に売れている様子です。

収益不動産業

オープンハウスは首都圏にある小規模なオフィスビルや古いマンションを購入し、リノベーションして投資用不動産として販売しています。リスクを軽減するために、小規模で短期間の販売が見込める物件をメインに事業を展開しています。

売上高は130億4,000万円(前年同期比-48.4%)、営業利益は9億1,500万円(前年同期比-75.5%)となりました。前年同期の売上高が252億9,100万円、営業利益が37億3,700万円なので大幅な減益となっています。

その要因は同期間の引渡し件数や単価の低下が原因です。投資用不動産の融資に関して業界内でトラブルが発生しており、融資が厳格化しています。しかし、その厳格化は一時的なものと考え、オープンハウスの投資用物件は引き続き需要が続くと見込まれています。

その他(アメリカ不動産等)

前連結会計年度からアメリカでの不動産事業を本格化させています。売上高は64億9,800万円(前年同期比+176.9%)、営業利益は8億4,100万円(前年同期比+115.7%)となりました。前年同期の売上高が23億4,700万円、営業利益が3億8,900万円なので、大幅に伸びていることが分かるでしょう。

主に海外の不動産に投資する日本国内の富裕層に、アメリカの戸建て住宅などに需要があり、販売は好調のようです。

2019年通期目標と今後の業績の見通し

オープンハウスの2019年通期目標は次のように発表しています。

・売上高…5,100億円(前年比+30.5%)
・営業利益…540億円(前年比+14.2%)
・経常利益…515億円(前年比+11.8%)

オープンハウスはこの目標を達成するために、7,000件以上の戸建ての供給を目指し、さらにアメリカの不動産事業の成長も見込んでいます。

収益不動産は金融緩和対策により需要は続くものの、スルガ銀行などの不正融資問題により融資の厳格化されています。その影響は一時的と考えているものの、事業別の予想を見ても870億円(前年比-19.0%)と減益を見ています。その一方、他の事業では増益を見込んでおり、7期連続での最高売上・営業利益の更新に期待できるでしょう。

荒井正昭の資産状況は?資産10億ドルという噂は本当か?

荒井正昭氏の資産状況はどうなっているのでしょうか?資産は10億ドルと噂されていますが、それが本当なのか調べてみました。

資産10億ドルの真実について

フォーブスが発表している長者番付の日本版において、荒井正昭氏は2019年のランキングで50位以内に入っています。

1位は柳井正氏、2位は孫正義氏と続いており錚々たる顔ぶれです。その中で、荒井正昭氏の資産は約10億ドルだろうと掲載されています。

参考:https://forbesjapan.com/feat/japanrich/

日本で6位!配当を含む報酬総額は25億9,200万円!!

荒井正昭氏の資産状況について更に調査をした結果、東洋経済ONLINEで興味深い記事を記事を見つけました。

上場企業3740社、4万1071人の上場企業役員の最新人事データを収録している『役員四季報2020年版』および『有価証券報告書』のデータを用い、役員報酬1億円超の上場企業役員の中で「配当を含めた収入」が高い上場企業役員トップ500人をランキングで紹介する。

引用元:配当含む収入多い経営者ランキングTOP500

こちらの記事によると荒井正昭氏の配当を含む報酬総額は25億9,200万円となっていました。

1位はファーストリテイリングの柳井氏、2位がソフトバンクの孫氏、など名だたる名経営者が名を連ねるランキングのなんと6位に荒井正昭氏がランクインしていました。

この結果を見るとオープンハウスを創業した荒井正昭氏がいかに優れた経営者なのかが改めて分かりますね。

太田市(旧藪塚本町)出身の荒井正昭社長が地域貢献として、群馬クレインサンダーズを支援

画像引用元:オープンハウスがサンダーズを子会社化 B1昇格向け支援 – 上毛新聞

 住宅販売などを手掛けるオープンハウス(東京都千代田区、荒井正昭社長)が、バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の群馬クレインサンダーズを運営する群馬プロバスケットボールコミッション(前橋市下石倉町)を子会社化することが17日、分かった。グループの傘下に置くことによって経営に苦しむ同コミッションを支援し、2020-21シーズン(2020年度)からのB1ライセンス取得につなげる。子会社化は18日のBリーグの理事会で承認される見通し。

荒井正昭社長は会社経営だけでなく、出身地域の振興活動にも積極的のようです。

2019年6月には出身地・群馬県太田市のバスケットボールチームである群馬クレインサンダーズの支援に名乗りを上げたそうです。

 サンダーズを巡っては、債務超過の解消や平均観客動員数1500人以上などの条件をクリアできず、19-20シーズン(19年度)まで2季連続でB1ライセンスを得られなかった経緯がある。チームは18-19シーズン(18年度)にB2準優勝に輝き、戦績面の条件を満たしたにもかかわらず、B1昇格を逃している。

記事にもあるように、同チームは実力があるにも関わらず他の面でなかなか条件をクリアすることができず、B1への昇格ができない状況が続いているようです。

画像引用元:群馬クレインサンダーズがアレンを獲得…昨季は島根スサノオマジックに在籍、平均22得点を記録 – バスケットボールキング

荒井正昭社長が支援に入ってからはロスコ・アレンのほか、樋口真斗、野崎零也、長島蓮、坂本ジェイなどが新戦力としてチームに加わっており、今後の活躍に期待ができそうです。

『東京に、家を持とう。』のキャッチフレーズに込めた意味

東京はマンション住まいが多い!?

オープンハウスは「東京に、家を持とう。」をキャッチフレーズとして設定し、都心・城南エリアを中心に不動産仲介や新築戸建て分譲を行っています。しかし、東京と言うとマンションに住む人が多いイメージを持つ人は多いのではないでしょうか?実際に東京にはマンションに住む人は多くいます。まずは、その理由を解説していきましょう。

・利便性が良い
マンションの多くは駅の近くやスーパーやコンビニなどの買い物に便利な場所に建設されています。そのため、会社や学校に行くにも不自由がなく、通勤通学に便利だと言えます。また、買い物をする場所が近ければ、食事の買い出しにも数分で行くことができるので主婦にとっても便利だと言えます。

・セキュリティが整っている
マンションのメリットとしてセキュリティの高さもあるでしょう。防犯カメラやオートロックがあることで、子どものいる家庭でも安心して暮らすことができます。

・修繕費の積み立てがある
一戸建てを建てた際に、今後のリフォームについて考える人は少ないと言います。長く住むことで自宅の外壁には劣化が目立っていきます。マンションの場合には、毎月修繕費を積み立てているため、メンテナンスの時期がくると自分で手配をしなくても修繕してくれます。しかし、一戸建ての場合はリフォームをする際には自分で業者を見つけて依頼をしなければいけません。修繕費を用意していなければ、ローンをして依頼をする可能性もあるでしょう。

こうした理由もあって、一戸建てではなくマンションに住む人は多くいます。また、都心であれば一戸建ては高くて買えないと考える人も多いでしょう。しかし、オープンハウスは東京に家を持とうというキャッチフレーズで知名度を上げると同時に売上高も伸ばしています。2013年の9月には東証一部への上場を果たし、2016年9月期の売上高は2,472億円と前年比と比較しても37.9%増加しているのです。2018年には売上高前年比24%増の3,800億円となり成長を続けています。

需要を考えて実現させる家づくり

なぜ、そこまでオープンハウスが業績を伸ばしたのか解説していきましょう。オープンハウスの社長でもある荒井正昭氏は、起業する前に10年間不動産仲介会社で働いていました。
その際に、多くのお客さまと関わることでニーズを把握したのです。

東京都心であれば、買い物に便利なだけではなく通勤にも便利です。しかし、自分達が購入できるような一戸建てはないと諦めていたのです。そんな中で1987年に建築基準法が改正されました。準防火地域であっても木造3階建ての家が建てられるようになり、土地の広くない地域であっても3LDK以上の家を作れるようになったのです。そのため、土地の高い東京都であっても夢の一戸建てを持てるようになり、そこに着目したのがオープンハウスだったのです。

近年であれば、若者の多くは結婚をしても共働きで暮らしています。日中家にいることが少なく日当たりを気にしない人も多いです。庭が必要ないと考える人も多いでしょう。マンションであれば階上や階下の住人に気を遣うことも多いです。

時代とともに生活文化にも変化があったことで、都心であっても一戸建てを建てることができ、オープンハウスは業績を伸ばしていったのです。また、オープンハウスではほかのハウスメーカーでは手を出しにくい土地にも家を建てています。

例えば、四角や長方形の土地であれば家を建てやすいですが、オープンハウスでは歪な形状の土地であっても積極的に購入しています。中途半端な大きさの土地であっても、分割することで戸当たり単価を抑制することができるのです。狭い土地でも3階建ての一戸建てを建てることで部屋数を少なくすることもなく、家を建てることができます。

上記のような土地であれば安く土地を手に入れることができるので、都心であっても夢の一戸建てを手に入れることが実現できるのです。

マンション価格の上昇も後押しする結果に

需要の高さだけではなく、マンション価格が高まったこともオープンハウスの業績が伸びた理由の一因でしょう。マンション人気などもある、年々マンション価格は上がっています。

神奈川県であっても、新築マンションは5,000万円以上が平均価格となっています。東京都心であればさらに価格は上昇しています。

しかし、オープンハウスの一戸建ての平均価格は4,500万円ほどです。通勤や通学にも便利な立地で、マンションのように階上や階下の住人もいないので面倒なく過ごすことができます。

マンションであればメリットも多く、快適に暮らせると考える人は多いです。しかし、一戸建てであればさらに多くのメリットを得られるのではないかと考える人はいるでしょう。都心では一戸建ては費用も高く難しいと考えるでしょうが、オープンハウスは他のハウスメーカーが手を出さない土地を活用することで費用を抑えて一戸建てを建設してくれます。

東京であっても家を持つことができる、そんな理想を現実にできるのがオープンハウスなのです。多くの人の憧れの地である東京でも家を持つことができることをオープンハウスは教えてくれます。

荒井正昭が”売上一兆円”にこだわる理由

オープンハウス社長、荒井正昭氏は売上一兆円を本気で目指しています。多くの人たちに無理だろうと笑われたと荒井正昭氏は語っていますが、なぜ売上一兆円にこだわっているのでしょうか?その理由を探っていきましょう。

 

無理だと言われても確かな未来を確信している

2013年に東証一部に上場した際、「10年以内に売上高5000億円を目指す」と宣言した荒井正昭氏ですが、多くの人たちに無理だろうと言われ続けてきました。

しかし、2018年の売上高は3800億円です。わずか6年のいう歳月で達成が見えていることになります。ゼロから1000億円までは1番苦しかったと荒井正昭氏は言っています。
それに比べれば売上1兆円は確かな未来だと確信し、これまで営業を続けているのです。

若手社員が希望を持てる会社になる

オープンハウスの原点は己の力で切り拓くことだと荒井正昭氏は伝えています。成長に限界はないとして、挑戦し続ける企業でいることが重要だと考えています。

グローバル化を進めるにあたっては、アメリカでの不動産事業を始めています。事業拡大のために名古屋圏でも営業を始め、新規事業を着々を増やしているのです。こうした新規事業の数々が成功することで、売上高一兆円を目指すことができます。そのためには、規模を拡大することが重要となりますが、なぜ規模を拡大するのかと言うと、若手社員のためだと荒井正昭氏は言います。

現状のままでは若手社員が多くなっても将来のポストが限られています。成長し、上へと進むことができなければ働いている社員のモチベーションも下がってしまいます。モチベーションが下がれば売上高にも影響があるでしょう。

しかし、規模を拡大することで若手社員のポストも増えていくことになります。若手社員でも希望を抱ける会社であれば、売上高一兆円を達成することにつながると荒井正昭氏は考えているのです。

社員が成長できるよう社長から声掛けを行う

若手社員のポストについて考えているのであれば、社長というポストを退けば良いのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、荒井正昭氏は辞めることは考えていません。

オープンハウスでは毎日朝礼を行っているそうですが、荒井正昭氏は朝礼で社員に様々なことを伝えています。「社長を辞めればパーティーを毎日開催することができるが、実際には頑張ろうと言い続ける毎日だ」と冗談なども伝えているようですが、仕事が何よりも楽しいと感じ、成長する社員を見ることに幸せを感じているとも伝えています。

社長という立場にいながらも、悩んでいる社員がいれば声をかけ、落ち込んでいる社員がいれば励まします。多くの社員がいることで悩むことも多いかと思いますが、感情を刺激されることで楽しい毎日を送っているようです。

荒井正昭氏が一兆円を目指す理由としては、社員のことを考えての言動でした。誰もが無理であろうと考えることですが、着実に売上高を伸ばしていき、確かな未来を確信しています。それは社長だけではなく社員も同様の考えです。

若手社員でも上へと成長していける企業であることで、モチベーションを維持することができ、ステップアップを楽しむことができます。そのためにも、社長である荒井正昭氏が自ら奮起し、社員を励まし続けています。常に社員と同じ目標を持ち、同じ道を歩くことで企業が一丸となって達成を目指せるのでしょう。

オープンハウスは今後も売上一兆円の夢を諦めずに前だけを向いて進んでいくことが考えられます。新規事業も増えていくことが予想できるので、今後の成長に注目していきましょう。