アート

アールビバンのラッセンとディズニーファインアートの評判・口コミを徹底検証

ラッセンやディズニーファインアートのことを調べるとよく目にする「アールビバン」という企業。
どんな企業かご存知でしょうか。今回はこのアールビバンの評判や口コミを検証したいと思います。

アールビバンって何…?

アールビバンは「絵を通じてひとりでも多くの人々に夢と希望をもたらし、豊かな生活文化に貢献する」との理念のもとに1984年に設立されています。

主に取り扱っているのは絵画(版画、油彩画、水彩画)、美術工芸品(彫刻、ガラス工芸品)、アート雑貨。

“作品と人の心、そして芸術と感動を結ぶリレーション・カンパニー”として総合的なアートライフスタイルの提案を行っている会社です。

そのアールビバンとクリスチャンラッセンにどんな歴史があるのか、調べてみました。

アールビバンとクリスチャンラッセン

クリスチャンラッセンとは

まずはクリスチャンラッセンとはどんな人なのか歴史を見てみましょう。

1956年 カリフォルニアにて生まれる
1967年 ハワイ・マウイ島へ家族で移住
1976年 作品の発表を始める
1983年 国連のイメージアート<サンクチュアリ>を制作
1989年 ホノルルマラソン公式アーティストに選定される
1990年 環境保護団体<シービジョン財団>設立
1992年 <サンクチュアリ>が国連記念切手となる
1996年 映画<フリッパー>の公式ポスター制作
1998年 <国際海洋年1998>の公式ポスターを制作
N.G.O.組織の親善大使に任命される

 

ハワイの海中風景やイルカなどの海洋生物を主要なモチーフに、南洋の自然をきらびやかな画風で描き、「マリンアート」と称される作品を生み出しています。

これを見ると幼少期の環境に大きく影響を受けた作品を世に送り出しているアーティストだということがわかりますね。

アールビバンとクリスチャンラッセンの関係

なぜクリスチャン・ラッセンの絵画をアールビバンが展示しているのか?

それはアールビバンが1989年からクリスチャン・ラッセンと販売契約を結んでいるからです。

アールビバンは一流作家とのプロデュースを手掛けており、その中でもクリスチャンラッセンは特に有名です。

ラッセン独自の絵の魅力を十分に発揮できる広い展示会場と広告プロモーションや、版画展のみならず、オリジナル原画展、作家来場展を全国で展開する等の戦略により、クリスチャン・ラッセンのファンを日本中に増加させることに成功したのです。

それにより現在でも日本では「マリンアートといえばラッセン」と言っても過言ではないほどに知名度があります。

そしてこれがアールビバンの作家プロデュースの原点となっているのです。

アールビバンとディズニーファインアート

ディズニーに関するアートを”ウォルト・ディズニー社に属していないアーティスト”が描いていることがあります。
一体どういうことなのか。
ディズニーと著作権の問題、またアールビバンとの関係と合わせてご説明しましょう。

ディズニーと著作権管理

ディズニー社は著作権管理に厳しいことでも有名です。

世界の多くの国で自社キャラクターの著作権や商標権を有しており、そこまでは当然の権利なのですが、ディズニーの場合は特に、違反者に対する対応が早く、対処も厳しいといわれています。

ウォルト・ディズニーは「ディズニー・ブラザーズ社」を興すと、有能なアニメーターを集め、本格的なアニメーション製作に乗り出しました。

さあこれから…という時に、この作品に登場する「ジュリアス・ザ・キャット」というキャラクターが、「フィリックス・ザ・キャット」の著作権に抵触すると訴えられてしまいます。

このようにキャラクター版権で相当に苦しい経験をしてきているのでディズニー側はミッキーを始め、自社の著作権に対して厳しくなったと言われているそうです。

ディズニーファインアートとは

このように著作権に厳しいディズニーキャラクターをディズニーが雇っているわけではないアーティストが描いてるってどういうこと…?と思いますよね。
そもそも「ディズニーファインアート」ってなに??という方のために簡単に説明します。

ディズニーファインアートとは、ディズニーが作品を描く事を認めたアーティスト達による絵画のことです。

ディズニーアーティストとしてディズニーが公認したアーティストは世界でも限られており、そのディズニーファインアートは海外でも大変人気があります。

アールビバンとディズニーファインアートの関係

ここでアールビバンとディズニーファインアートの歴史をさかのぼっていきたいと思います。

1992 年 
東京ディズニーランド10周年記念作品に関して、 メラニー・テイラー・ケント、
ウォルトディズニーエンタープライズ株式会社 及びアールビバンとの日本における 独占販売契約 を結ぶ。

2003年 
〈ディズニーファインアート〉 の日本総代理店として 〈コレクターズ・エディション〉 と独占契約を結ぶ。

2011年 
千葉県浦安市のディズニーリゾート 〈ヒルトン東京ベイ〉 にディズニーキャラクターアートのセレクトショップ〈マジカル アート ギャラリー〉 をオープンする。

2013年
イラスト系アートのタペストリーブランド〈軸中心派〉を栃木県宇都宮市に出店。
数名のディズニー公認アーティストの作品を取り扱う。

アールビバンとディズニーファインアートには25年以上の歴史があるようです。

特に2013年の「軸中心派」といういわゆる「萌え系」の店舗での取り扱いは、幅広い世代に作品の紹介が可能となり、 ディズニーアートの可能性を広げたのではないでしょうか。

アールビバンの評判・口コミ

クリスチャン・ラッセン及びアールビバンは「美術界の本流から外れている」と批判されることも多いと言われています。

過去には悪い評判や口コミがあったことも事実です。

その背景にはラッセンの「大衆受けするわかりやすい作風」への反発や、「絵を売る」というビジネスが大成功したことへの半ばひがみのような感情によるものが強かったのではないでしょうか。

アート業界は販売経路や価格設定が見えにくいため警戒する人が少なくない世界です。
積極的に作品をアピールする姿勢に不信感を抱く人がいたのも理解できなくはありません。

アールビバン株式会社は創業から12年目の1996年11月には、年間売り上げ139.37億円総合評価のうえ株式店頭公開(現在のジャスダック上場)を果たします。

これは当時のアート業界では異例の成績であります。

今ではほとんどの人が見たことがあるマリンアートといえばラッセン、と言っても過言ではなく、それほど多くのラッセンのファンを増加させた企業、アールビバン。

まさに「出る杭は打たれる」という状況であったことは明らかです。

また、ディズニーファインアートに関しても、ディズニー公認アーティスト、ステファン・マーチンエアー、ドナト・ジャンコーラ、ガイ・ヴァシロヴィッチ、マセイ、ジェニー・チャン、メリッサ・スーバー、デビッド・タトウィラー、リネ・タトウィラー、スティーブ・バートンの作品の紹介を可能にしました。

そしてその作品をイラスト系アートの「軸中心」にて取り扱うことによっていままでよりもさらに幅広い世代に訴求することが可能となり、ディズニーアートエンターテインメントの奥行きを広げたと言われています。

業界では革新的とされる取り組みを次々と行うアールビバン。
どんなときも先駆者には批判がつきものです。
アールビバンがアート業界で良い評判ばかりでなかったことも頷けます。

アールビバン主催、原画・版画展示販売会

クリスチャン・ラッセン展
2018.9.20(木)~9.25(火)まで

アールビバンでは大阪会場にてクリスチャン・ラッセン展を開催中。

クリスチャン・ラッセンが描くマリンアートの代表作を厳選して展示しているようです。

今回の一押しは”ジュエルズシリーズ”。
濃紺ブルーで描いた『ミスティックライト』や、赤い太陽で染め上げた『エンドレスパッション』はとても印象深い作品です。

事前に予約し、会場行った方には全員にラッセンオリジナル「画集」をプレゼントしているようです。

ぜひ予約をして会場に行ってみてください。

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