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フォーバルテレコムのi-Techmo(アイテクモ)の概要と評判について(2)

【本記事においてはアフィリエイトやその他の収益を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています】


i-Techmo(アイテクモ)の概要のおさらい

まずは「i-Techmo」の概要についておさらいしていきましょう。

i-Techmoについて

i-Techmoとは、会社で使われている内線電話をスマートフォンでも利用できるようにしたIP総合ソリューションを指します。

いわゆる「FMCサービス」を指しており、通信コストの削減やスマートフォンで内線電話に対応することができるため利便性の向上にもつながります。

i-Techmoの場合、「2waySmart」という専用のアプリを活用してiPhoneなどから内線の発着信を受けることができるようになります。

2waySmartでは、ボタン画面が固定電話と同じようにラインキー・保留ボタンなどが配置されているため、これまで固定電話を利用されていたオフィスでもi-Techmo導入後は比較的スムーズに使うことができるでしょう。

また、2waySmartには簡易CTI機能も搭載されています。

この機能は着信を受けた方の店舗・企業のWEBサイトや地図を表示し、すぐにお客様の情報を知りたいという方にも便利な機能となっています。

i-Techmo自体はサーバであり、ルーターを通してSmartひかりなどから各デバイスに接続することができます。

現在利用しているインフラは変えずに導入可能

i-Techmoを導入することにより、現在のインフラ環境が大きく変わってしまうのではないかと懸念されている方もいらっしゃるかと思います。

i-Techmoは主装置となる「WBP512/700」と2waySmart対応のスマートフォン、多機能電話機、無線APなどが必要となります。

しかし、現行のインフラ環境を大きく変える必要はありません。

基本的にルーターやFAX複合機、単独電話機などはそのまま利用することができるので、様々な職場環境に合わせて導入することができます。

FMCとは

i-Techmoのサービスについておさらいしてきましたが、そもそもi-Techmoもサービスの一つに該当される「FMCサービス」とはどういったものなのでしょうか?

実際にサービスを導入する前に、FMCサービスについての知識を深めておきましょう。

FMCサービスとは?

FMCサービスとは、「Fixed Mobile Convergence(フィックスド・モバイル・コンバージェンス)」の頭文字を取った略語であり、オフィスに設置している固定電話の子機としてスマートフォンなどを活用できる通信サービスです。

こうしたサービスは、製造業や建設業、小売業、サービス業といった、担当者が現場に出ていてデスクにいないことが多い場合に発生するコミュニケーションロスを解消するために作られたサービスと言っても過言ではありません。

FMCサービスには種類がある

FMCサービスと一口に言っても、実は大きく3種類に分類することができます。

内線ワンナンバータイプ

内線ワンナンバー対応は、通信事業者と契約し、内線番号による通話ができるようにしたFMCサービスとなります。

企業側は設備を用意しなくても利用できますし、全国各地で内線番号からの通話に対応することができます。

固定電話だけではなくスマートフォンでも活用できます。

モバイルVoIPタイプ

モバイルVoIPタイプは、ネット上で電話の発着信を制御するSIPに対応し、IP電話アプリを活用したFMCサービスとなります。

こちらはアプリをインストールすることでそのアプリをインストールしたスマートデバイスを内線電話機として活用することができるというものです。

先程紹介したi-Techmoも、2waySmartというアプリをインストールすることで内線電話を取ることができるため、モバイルVoIPタイプと言えます。

モバイルVoIPタイプの場合、ネット環境を活用することになるため、企業の各拠点にSIPサーバーを配置する必要がありますが、アプリによっては利便性の高いものもあり、利用しやすいタイプと言えるでしょう。

クラウドPBXタイプ

クラウドPBXタイプは、PBXと呼ばれる構内電話交換機の機能を活用したサービスを言います。

ネット経由でクラウドサービスを使い、電話機能を利用することができるため全国で利用可能です。

たあし、SIPに対応したIP電話アプリが搭載されたスマートフォンであること、さらにクラウド型のPBXを用意する必要があります。

このように、同じFMCサービスでもタイプによって用意しなくてはならないものや特徴などが変わってきます。

2waySmartを使ってみた感想

では、実際にi-Techmoの2waySmartを利用した場合、どのようなメリットが生まれるのでしょうか?

使ってみた方の感想から、2waySmartの特徴を見ていきましょう。

2waySmartの公式サイトを見ると、いくつかの導入事例が掲載されています。

一つは、製品のデザイン管理を行っている企業で、国内外で多くの取引を行っているため、電話のタイミングを逃すことができないが、クライアントと外で打ち合わせをしたり、実際に工場へ行ったりすることが多いため、社内で電話に出ることが難しいということで、2waySmartを導入したようです。

営業マンは特に外へ出ていることも多く、自身の携帯電話を活用して電話対応をしているというケースも多いかと思いますが、相手が会社の電話番号しか知らない場合に担当者として出ることがなかなかできないという場合もあるでしょう。

そういった時でも、2waySmartを導入していれば外出先でも内線を回してもらうことができ、素早い対応につながります。

素早い対応ができるようになるということは、その分発注につながるスピードも上がるということです。

導入事例の中でも、

”資料を見に社に戻る、または判断が遅くなる、お客様との連絡を逃すといったことを防げ、ものづくりのワークフローをとめることなく進められるようになりました。コミュニケーションアップで時間を有効に活用できるようになり、これが結果的に時間の節約にもなって、本来かけるべき仕事に時間を使えるようになりました。”

という感想が見られ、導入後には仕事の流れを滞りなく進められるようになったことが分かります。

また、固定電話がなくなったことによってデスクを幅広く取ることができ、スペースの有効活用にもつながっているようです。

もう一つの導入事例では、資産運用会社が2waySmartを導入しています。

こちらの企業では子機のスマートフォンも2waySmartと同様に導入されました。

即時対応ができるというメリット以外にも、このようなメリットを感じたという意見が見られます。

”スマートフォンですから、アプリで自分の使いやすい端末にしていく面白みもあります。例えば、発信確認(Call Confirm)はよく知られていますが、その反対の着信規制(Call Filter)もできるアプリなど、アンドロイドマーケットで調べてみると、無料でもいろいろ役に立つアプリがみつかるものです。”

ビジネスフォンではなかなか難しい機能なども、スマートフォンなら無料アプリを活用して自身が使いやすい形にしていくことができます。

こちらの企業では積極的に自身が使いやすいように様々なアプリを取り入れており、ビジネスツールとしての利便性向上をさらに高めているようです。

フォーバルテレコムのアイテクモの場合、専用アプリや主装置だけではなくスマートフォンの導入も可能となっています。

スマートフォンを追加で導入することもできるので、i-Techmoの利用価値は高いと言えるでしょう。

気をつけておくこと

FMCサービスを利用する際にはメリットが多いことがわかりましたが、気をつけるべき点もいくつかあります。

導入してから後悔しないためにも、事前に把握しておくことが大切となるのでサービスを利用するにあたっての注意点をいくつかご紹介していきましょう。

本当にコスト削減できるのか検証する必要がある

FMCサービスのメリットとして、初期費用や通話料を抑えられる点があります。

ですが、ランニングコストを考えると料金が高くなってしまうことも考えられるので、FMCサービスを利用するにあたっては、実際の利用環境で本当にコストが削減できるのか検討する必要があるでしょう。

必ずしもコスト削減に繋がるわけではないので、利用する場所の通信環境や電話の利用について事前に把握し、担当者に相談してください。

内線電話と外線電話の条件について事前確認が必要

オフィスとスマートフォンの電話が内線電話によって繋がるシステムのFMCサービスは、電話の取り次ぎを効率化できるのでオフィスにいることが少ない営業マンや建設業、サービス業などを行う企業にとって手間が省けるので便利になりメリットが多いと考えられます。

ですが、スマートフォンを利用して外線発信する際には携帯電話回線を利用して通話をすることになります。

仕事を効率化することに目を向けることは大切ですが、コスト削減の効果を得るためにも、内線電話や外線電話になる条件をあらかじめ把握しておく必要があるでしょう。

一本化できるのか事前に確認する必要がある

FMCサービスを導入するにあたっては、基本料金や通話料金が下げられるので大きな魅力がありますが、サービスを利用するためには企業で使用している携帯電話会社を一本化する必要があります。

そのため、いくつかの携帯電話会社と契約している場合には、FMCサービスを利用する場合契約解除が必要になるため、解約手数料が大幅に掛かってしまうなどのデメリットもあるのです。

そのため、一本化することが難しくFMCサービスを契約できない可能性もあるでしょう。

こうしたことを防ぐためにも、サービスを利用する前に携帯電話会社を一本化できるのか企業全体で考えてみてください。

このように、FMCサービスを利用するには注意しなければいけない点がいくつかあります。

サービスを利用するにあたっては、メリットを把握することは大事なことですが、勘違いや見落としによってメリットを得られない可能性もあるでしょう。

FMCサービスの内容についてはしっかりと理解し、本当にコスト削減や利便性が向上するのか検証することが大切と言えます。

結論

スマートフォンを利用したFMCサービスの2waySmartは、社内でも社外でも使用できる利便性の高さが魅力となっています。

上記のように使用するにあたっては注意する点もありますが、企業全体で検証することで多くのメリットを得られるでしょう。

また、日頃デスクで仕事を行っている人の中にはデスク周りが汚く仕事が思うように進まないなど、問題を抱えていることはありませんか?

2waySmartは、固定電話と携帯電話が統合した形をとっているので、利用する配線が少なくなり、デスク周りがスッキリすることも特徴です。

そのため、デスク周辺がゴチャゴチャと汚くなる心配もなく、仕事の効率化を図ることにも繋がるでしょう。

コスト削減や利便性の向上について悩んでいる企業の方は、2waySmartの導入について考えてみてはいかがでしょうか?